2026年5月23日土曜日

「未来の東京を一緒につくるために 緑とくらしを乱開発から守るシンポジウム」

517日(日)専修大学の神田キャンパスを会場に「未来の東京を一緒につくるために 緑とくらしを乱開発から守るシンポジウム」が開催されました。

このシンポジウムは開催実行委員会と専修大学の土屋昌明先生の「トポスと環境研究会」の共催で開催。建築ジャーナルが後援してくれました。

はけの自然と文化をまもる会は、実行委員会に参加し、運営メンバーとして関わりました。

東京中の乱開発と戦う市民団体が参加し、33団体が本会場で2分半のスピーチによる発表、別の展示会場では31団体がそれぞれの運動のパネルを展示しました。階段教室に所狭しと展示された手作りのパネルの間を来場者が歩き、それぞれの団体の方々と話す様子は、文化祭のようでした。どこの展示も楽しい内容ではないものの、お互いに共感し合える話ができ、とても意義深く楽しい時間でもありました。





その後、本会場にてまずは市民団体33団体からの報告がありました。
スピーチは2分半、スライド3枚、それでも1時間半かかってしまいます。はけ文を代表して横須賀が
11番目に登壇。これまでの小金井の道路問題10年の歴史をまとめてスピーチ。とても自然豊かな場所に道路が作られようとしていること、住民の多くが反対しておりパブコメも圧倒的な数が小金井の道路に反対していること、たった一人しか選ばれない都議会議員が中止見直しを公約に当選、市議会も中止見直しの意見書を東京都に送っている。そして中止見直しを公約に当選した市長は寝返ってしまったが、それでも反対派の方が小金井市民は負けずに反対し続けるというような内容で話しました。「市長が寝返ってしまったが」のところでは笑いが起こり、まるでネタのよう・・・と思いましたが、笑い事ではありません(私の話し方が笑ってと言わんばかりだったのでしょう)。




 

【今回の参加団体】

1、善福寺川流域の自然と暮らしを守る会

 2、日比谷公園の歴史と文化をこよなく愛する会 

3、渋谷区玉川上水旧水路緑道 緑道の会 4、調布留保地について考える会

5、野津田・雑木林の会
6
、芹ヶ谷公園をより良くする市⺠の会
7
、築地浴恩園再生学会
8
、神田警察通りの街路樹を守る会

9、名主の滝公園のみどりを守る会と自然を考え文化財登録を目指す会

10、名主の滝の自然を考える会

11、はけの自然と文化をまもる会

12、くらし・環境・歴史遺産を守る 86 号線住⺠の会

13、外環ネット
14
、住⺠の暮らしと安全・環境を守る会 (特定整備路線 補助 29

15、「杉並区の都市計画道路を見直す会」⻄荻窪窓口有志

16、⻄武新宿線鷺ノ宮・都立家政利用者の会 

17、大山問題を考える会 

18、住み続けられるまちづくりをめざす品川区⺠の会

19、中野サンプラザ・旧区役所エリアを考える会
20
、中野四丁目 67 番再開発に反対する有志の会

21、世田谷のまちづくりを考える会
22
、千代田区⺠の声を届ける会
23
、やさしいまちをつくる会きたく

24、日本橋室町1丁目地区市街地再開発
25
Save Jingu Gaien
26
、明治神宮外苑の緑を守る会
27
、みんなの緑を守るネットワーク

28、コモンズの緑を守る全国ネット 

29、昭島巨大物流センターを考える会

30、巨大データセンターから住⺠の暮らしと環境を守る市⺠の会

31、都市型データセンターあり方検討会 

32、住⺠参加のまちづくりを考える会@高島平 

33、烏山のまちづくりをみんなで考える会

34、明治神宮外苑を子どもたちの未来につなぐ有志の会(展示のみ)

35、環境と暮らしを考える会(小平、展示のみ)

36、葛西の自然を守る会(登録のみ)

37、都市計画道路補助133号線に反対する会(登録のみ)

38、国分寺崖線(はけ)の自然を守る会(小金井市、登録のみ)

 

1番の善福寺川の報告がカメラの準備が間に合わなかったのか、撮れていないのが残念ですが、参加者の方が生中継されていたようで、こちらから見られます。

https://www.youtube.com/live/S-STo5oe69Y


 33団体からの報告はとても聞き応えがあったと参加者の方に何人もお声がけいただいたので、2分半にうまくまとめられてよかったと思っています。

 

休憩を挟んで、建築家の山本理顕さんの基調講演がスタート。




ここのところ東京都の乱開発について積極的に発言されている山本さん、1時間半もの間、ずっと黙って我々の報告を一番前の席で聞いて下さった。これだけでもとてもすごいことだと感じています。講演の冒頭「私は皆さんの考えに賛同します。でも私は何もしてあげられない。皆さんが自分たちで頑張るしかないんです」と言われました。
「この数年、東京都の開発は黙って見ているわけにはいかない。都知事の独裁でどんどん開発されていく。企業献金というものをなくしていかなければ開発は止まらないんです。

選挙というのはとても大事。誰を選ぶかで街並みは変わっていくんです。住民がないがしろにされている都政をこれ以上許すわけにはいかない。」と熱く語っておられました。

「町内会の大切さ」も力説されていて、町内会を破壊してきたのはマンション建設。「もっとこの繋がりを大事にしていかなければだめだ」とおっしゃっていました。


基調講演に続き、専門家の先生も壇上に上がり、パネルディスカッションへ。




石川幹子氏、岩見良太郎氏、原島幸彦氏、それぞれの立場から、乱開発についてのお考えをお話しいただきました。

 専門家の先生方のお話をもっと聞きたかったのですが、時間が足りずまたの機会にお聞きしたいと思いました。

この後再び18時まで、展示会場に移り、展示を見ていただく時間となりました。

「小金井にこんないい場所があるなんて知らなかった。ぜひ見にいきたい」と声をかけられたり、「このあたりに実家があり自分にとってもはけがふるさと。守ってほしい」と声をかけられたりして嬉しかったです。


東京中の方々と繋がりができ、お互いの活動から学べるところがありそうだと感じました。


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