2019年3月1日金曜日

意見交換会は打ち切り!! 市長の対応を問う

2/28小金井市議会本会議で、都市計画道路問題に関する質疑が行われました。
以下に白井とおる議員と、坂井えつ子議員の質疑で判明したことを記します。

意見交換会の告知が遅れた理由は、嘘だった!!

2/8に行われた都主催の“意見交換会”。開催のお知らせが開催の約2週間前と遅かった理由について、都は意見交換会の場で「開催場所の手続きの都合」と弁明したが、昨年12/18に市に会場確保の要請があり、翌12/19には会場を確保、年明けの1/15に、都から市へ意見交換会実施の連絡があったことが、市の答弁で判明。都の弁明は事実ではないことが明らかになりました。

オープンハウスとはどんなものか?

都は「お互い(都と住民側)にメリットがない」として意見交換会は強制終了し、オープンハウスで住民の意見を聞く、としていますが、オープンハウスとはパネル展示や資料の配布などで、幅広く事業への理解を深めるために開催するもので、可否について意見を聞くためではありません。都によると議事録として残すか不明、意見についてフィードバックや見直し検討するかも不明。事業化を進めるためのものであることは明白です。


市長は、傍観するだけなのか

2/12に意見交換会の報告を受けた市長は、意見交換会は継続の必要性があると考え、部局に文書の作成を指示した。年度内には自ら小池都知事に渡しに行けるよう調整中、しかしまだアポは取れていないということが分かりました。これに対して白井・坂井両議員は、意見交換会の報告を受けて、すぐに電話で都に意見を伝えるべきだったのではないか、と市長の対応を疑問を投げかけました。

白井議員は、「年度内にというが、非常に遅い。都は環境現況調査※の予算を計上し、事業化へ向けて動いている。機を逸すると取り返しのつかないことになります。この2路線が優先整備路線に選定される前に、市長が都に出向いたのが2016年3月22日。時すでに遅しで、3月30日に優先整備路線として公表された経緯がある。本当に継続してほしいならすぐ電話するはず。市長は口だけだ。1日でも早い対応を求めます!」と厳しく指摘しました。



※環境現況調査とは
既存の文献・資料などを収集・整理し、実施想定区域とその周辺の自然的・社会的な環境について、地域特性に関する情報を把握するもの

2019年2月26日火曜日

小金井市議会で都市計画道路のことが質疑されます!!

東京都からは意見交換会を打ち切ってオープンハウスに切り替えると宣言され、市民との対話の場所もなくし、都は何がなんでも道路を作るという態度です。ここまで来てしまって、今、私たちの頼りは小金井市長の判断なのです!
小金井市議会は平成31年の第一回定例会が始まっております。市議会議員からの一般質問で白井亨議員と坂井えつ子議員から都市計画道路についての質問があるそうです。下記の日時と内容です。議会に直接行って傍聴することもできますし、ネットでも傍聴できますので、ぜひ直接市長の声を聞きましょう!
12月には小金井市長選挙もありますので、市長が現時点で都市計画道路をどう考えているのか、確認しておきたいと思います。

【白井亨議員】 2月28日(木)午前10時からの予定
<質問の2番目>
都市計画道路3・4・11号線について、市長は傍観するだけなのか。
・2月8日の意見交換会の様子を聴いて、市長は何を想う。
・就任以来、市長はこれまで都道の問題に対して何をしてきたのか。
・傍観せずに、都に「対話」を直接働きかけるのが市長の責務ではないのか。
質問意図
今年度の都市計画道路3・4・11号線の意見交換会が2月8日に開催されたが、都は今後意見交換会を開催せず、
環境状況調査に入るという。市は傍観していて良いのか。

【坂井えつ子議員】2月28日(木)午後14時からの予定
<質問の3番目>
都市計画道路3・4・11号線、市長の意思を問う



こちらからネット傍聴できます。

定例会一般質問の日時、発言通告書などはこちらから。