2023年11月10日金曜日

はらっぱ祭りでたくさんのメッセージを託されました!

 はらっぱ祭りでは、みんなのはけと野川、はらっぱへの思いをメッセージに込めていただきました。とっても積極的に書いてくださいました。ありがとうございました!

みなさんから託されたメッセージをこちらでご紹介します。






『はけ文ニュース』発行しました。

 はらっぱ祭りに合わせて『はけ文ニュース』発行しました。

たくさんお受け取りいただきました。

こちらでもお読みいただけます。






武蔵野はらっぱ祭り報告

 【11月4日(土)武蔵野はらっぱ祭り1日目】

たくさんの方にお立ち寄りいただきました!
14時から開催したNO!!道路カフェも都市計画道路問題に関わる人たちも多く集まり、参加された方々と意見交換や情報共有をすることができました。
カフェに参加してくれたお一人がその後はけ文に入会してくださり、これから一緒に活動してくれることになりました!心強いです。










【11月5日(日)武蔵野はらっぱ祭り2日目】
2日目もたくさんの方に立ち寄っていただきました。
はけと野川・はらっぱへ思いを書いてもらうメッセージコーナー、NO!道路カフェなどを通して新たな出会いもありました。「自分に何かできることは?」「署名はないの?」説明を聞いて次のアクションをしたいという方も多かったです。計画を知らなかったという方も。道路に賛成という方ともお話しできました。分かり合えない部分はあっても、対話することの大切さを感じます。
私服で訪れた白井市長を見つけ、写真に収まってもらいました。子どもたちも足を止めて、ムジナ坂なくなるの?それは困る、とか、野球場も無くなるの?、自然破壊はダメ、と言ってくれました。
はけと野川、はらっぱの環境を次世代に残していきたいです。








今年もはらっぱ祭りに出店できてよかったです。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!!

2023年10月29日日曜日

武蔵野はらっぱ祭りに今年も出店します!!

はけの自然と文化をまもる会は、今年も都市計画道路に反対する他団体と共同で、11月4、5日に開催される「武蔵野はらっぱ祭り」に出店します。

武蔵野公園とはけと野川を分断して作られる道路計画の現状をお伝えします。市民活動ブースにて出店していますので、ぜひのぞいてみてください。
今年は「NO!!道路カフェ」を開催します。道路問題に詳しいメンバーが参加しますので、道路計画について知りたいこと、一緒に考えたいことなどを気軽に話す場にしたいと思います。はけ文ニュースも配布します!
ぜひぜひお越しください。


武蔵野はらっぱ祭り


【ブースの出店時間】
両日ともに10:00〜16:00(日暮れまで)

【NO!!道路カフェ】(申し込み不要)
11月4日(土)14:00〜15:00 
11月5日(日)11:00〜12:00





2023年8月7日月曜日

小金井市の白井亨市長に要望書を提出しました。

 8月2日、はけの自然と文化をまもる会は、小金井市の白井亨市長宛に要望書を提出しました。

市長におかれましては昨年11月の当選以来、公約であった「東京都へ都市計画道路小金井341号線および3411号線の中止の申し入れる」ため努力しておられますが、様々な調整が難しくまだ提出に至っておりません。そこで市長の公約である都への申し入れを強く願う市民の気持ちをお伝えするため、市長宛に要望書を提出しました。

(実際に提出したものには代表者氏名、連絡先を記載、認印も押してあります)




2023年5月7日日曜日

シンポジウム「小平の玉川上水が危ない」に参加してきました。

2023年5月7日(日)大型連休最終日、小平中央公民館にて開催されたシンポジウム「小平の玉川上水が危ない」にはけ文メンバー安田、佐藤、横須賀で参加してきました。



国分寺から所沢に抜ける都市計画道路(小平328号線)は、小金井の道路問題同様にはるか昔1962年に都市計画決定された道路です。それが小金井よりも先行して1989年に有線整備路線に選定され、すでに7割用地買収が済んでいると言われています。そしてこの4月、史跡である玉川上水を道路建設のための調査に入るという連絡が東京都からきたそうで、玉川上水が36メートルの道路で分断されることの意味をあらためて考えるシンポジウムの開催になったということでした。

道路問題について丁寧に市議の水口かずえさんが解説。道路建設について問う住民投票を必死の署名活動でなんとか実施にこぎつけたが成立要件の投票率50%に達しなかったために開票してもらえず、裁判も起こして最高裁まで戦ったこと。最高裁で敗訴した翌日に小平市に問い合わせると「もう投票用紙は焼きました」と言われたと。今聞いても泣けてきます。小平の人達は本当に悔しかったと思いますが、まったく聞き入れてもらえないという意味では私たちにもまったく人事ではなく小金井のはけと野川を分断する道路も同じ道を辿るのです。




そして高槻成紀先生は動植物の生態学の観点から、道路建設がいかに小平の自然環境に影響するかを具体的な調査結果の数字やグラフを提示しながらご説明くださいました。これには小金井市の玉川上水の木々が皆伐されたことが、結果としてとてもわかりやすい研究データを示しました。皆伐したら明らかに鳥類が減り、エナガなどの樹林型の野鳥は極端に数を減らし、都市型に見られる野鳥ばかりになってしまったのです。生物多様性が野鳥や昆虫などにも大きな影響を与えることがわかりました。
「人か自然か」ということをいつまで続けるのか、生き物たちの命を奪うことをやめて、美しい玉川上水を未来に引き続く責任があると高槻先生は訴えました。


そしてゲストとして、これまでもこの道路問題や玉川上水の保全や調査に関わって来られた関野吉晴さんと國分功一郎さんも登壇、関野さんは「肥大した欲望が地球を破壊している。『ほどほどに』というのがとても大切になっている」と話され、國分さんは10年前の住民投票の活動に参加された時のことをお話しされ、それまでは議会の大切さを説いてきたが、いかに行政が決めているか、そして我々市民の意見を聞いてもらったり参加したりするタイミングが本当にないということを実感したと当時のことを思い出すと悔しさが蘇ってくるとおっしゃっていました。





玉川上水部分を地下化できないかなど、今度も小平市、東京都に働きかけていってはどうかなど、諦めずに活動していくそうで、夏にもまたシンポジウムを開催予定とのことでした。

小金井のはけ文や他の団体と話していると「どうやって道路建設を阻止できるだろうか」という方法論の話になることが多いですが(小平でももちろんそれをたくさん考えて来られたと思いますが)小平の方達は民主主義という観点から哲学的に考えておられて、道路問題を通して私たちがこの地に生きていくことの意味をあらためて考えさせられました。
                                   (横須賀・記)

2023年1月11日水曜日

東京新聞に野川ほたる村の江頭さんが紹介されました。

 野川とはけ周辺の自然の保全や調査・啓発に長年尽力されてきた「野川ほたる村」の村長、江頭輝さんが『東京新聞』武蔵野版で大きく紹介されました。

昭和37年からの長年にわたる市民の献身的な活動で野川がホタルが住める清流に戻ったのです。行政とも連携し活動してこられたみなさんには本当に頭が下がります。

都市計画道路でこの素晴らしい環境が壊されないよう、はけ文も協力し活動して行きたいと思います。









2023年1月6日金曜日

2023年 新年のご挨拶

 あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年11月に行われた小金井市長選挙で、都市計画道路2路線の中止を公約に掲げ当選した白井亨市長が12月議会で都市計画道路の中止を明言、1月には東京都にも伝えに行くと話されました。これは画期的なことです。これまでの西岡市長の「市民が望まない道路は作らせない」という発言よりも大きく踏み込んでいます。 白井市長は市議時代から都市計画道路反対の立場で活動して来られました。私たちは強い味方を得た思いです。これから市長がもっと強く発言していけるように我々市民もさらに熱心に活動していきたいと思っています。

 

はけの自然の大切さは一段と増してきています。東京都はここ数年、宮下公園など都心の公園の商業施設化を進めています。神宮外苑の樹木の大規模伐採計画も大問題になっています。公園は公園として存在しているからこそ意味があり、何もないように見えて公園の木々は都市の温暖化対策に寄与し、また緑やそこに暮らす生き物が私たちの心を慰めゆとりをもたらします。東京都の公園の中でも唯一自然再生事業が行われている武蔵野公園とはけを力を合わせて守っていきましょう。