2026年10月29日木曜日

2026小金井市長選挙立候補予定者アンケートを実施しました!!

2026 年 11 月 15 日投開票で小金井市⻑選挙が実施されます。 立候補を予定されている3名の方に都市計画道路小金井3・4・11 号線についてアンケー トを実施しました。 皆様からご回答をいただくことができました。ご協力いただき、誠 にありがとうございました。
都市計画道路 3・4・11 号線外は、東京都が施工する道路ですが、地元の首⻑がこの道路 についてどういう考え方を持っているかはとても重要です。ぜひ投票の参考にされて下さい。
立候補を予定されている方は以下の方々です。(50 音順) 

後藤秀典さん
白井亨さん
田中真一さん 

(以下、敬称略とさせていただきます)

こちらからPDFでもお読みいただけますのでご覧ください。

【質問1】都市計画道路「小金井 3・4・11 号線外」(南北線)に関して下記の選択肢の中 から最も近いものをお選びください。 







【質問2】小金井市議会では3・4・11 号線と3・4・1 号線について、これまで東京都 に見直しを求める意見書など 14 本の意見書を可決しました。直近では 2025 年に「優先整 備路線としないことを求める意見書」を可決したにもかかわらず、東京都は第5次事業化 計画で3・4・11 号線を優先整備路線に選定しました。 市議会での決議は⺠意であると思います。この現状についてどう考えますか。









<その他と回答した方の記述部分>

白井亨 
意見書可決は⺠意の一つの表れであり、それに対して都が判断したものと認識しています。


【質問3】現在の小金井市は白井亨市⻑の元、「道路の必要性は否めない。国分寺崖線 (はけ)と野川、武蔵野公園の自然環境はできるだけ守る」という方針です。 「自然環境をできるだけ守りながら道路工事を進め、道路を整備する」この方針について どう考えますか?(自由記述、200 字以内でお願いします)

後藤秀典
道路建設区域には多様な生物が生息しており、自然再生区域にも指定されています。絶滅 危惧種の植物もあり、移植はできないと専門家から指摘されていると聞いています。その 区域にコンクリートで固めた道路を建設すれば環境が変化し、自然を守ることはできない と考えます。この方針は撤回し、道路の建設に反対します。

白井亨
市⻑として防災機能を含め市⺠全体のこと考え、「必要性は否めない」と判断した方針であ り、その上で整備にあたっては影響を可能な限り少なくすることを求めたものです。自然 環境への影響をゼロにすることはできませんが、はけの自然や文化をできる限り守りたい という思いには変わりありません。

田中真一
都は東京都生物多様性地域戦略に掲げる、自然と共生する豊かな都市東京の実現に向け、 はけや野川など現にある自然環境に配慮し周辺環境の調査を踏まえた最適な道路構造とし て橋梁案を示しています。都市計画道路の整備は地域の安全性の向上や経済の発展に寄与 するとともに災害時の避難や救援活動を支え、救援物資の輸送路としても機能する命の道 路として防災上も極めて重要な都市基盤であり、着実かつ早期に整備すべきと考えます。 


【質問4】最後の質問です。小金井市の都市計画道路問題について、現状や課題をどのよ うに認識し、当選した場合は小金井市⻑としてこの問題にどう取り組みますか?お考えを教 えてください。

(自由記述、200 字以内でお願いします)

後藤秀典
国分寺崖線(はけ)と野川、武蔵野公園の自然環境は、市⺠にとって癒しの場であり、市 ⺠が誇りにできる区域です。また地球気候危機が叫ばれる中、気候変動の抑制は、人間の いのちを守る最重要課題です。道路の建設は、この区域にヒートアイランド現象をもたら し、自然環境に悪影響を及ぼし、気候変動の抑制に逆行します。私はこの区域の自然環境 と生態系を守り続けてきた市⺠の皆さんの知見を活かし、一緒に反対します。

白井亨
現在東京都が概略設計を進めており、自然環境への配慮を含め施工方法等が明らかになる と想定しています。その段階で、自然環境への影響を可能な限り低減できるよう、必要な 意見を東京都へ伝えていきます。また、本事業については既に東京都へ提出した要望書の 通り、できるだけ多くの方にご理解頂けるよう尽力するよう引き続き求めていきます。

田中真一
小金井市の都市計画道路整備率は約 49.8%と低い現状にあります。都市計画道路は都市間 を結び、防災や物流を支えるインフラであり、近隣市と一体で計画的に進めることが不可 欠です。市⻑就任後は 12 万市⺠の代表として、東京都や周辺市と緊密に連携し、市境を越 える協議を重ねて協力関係を深め、⻑期的かつ広域的な視点に立って道路網の整備を推進 し、更なる小金井市の発展と安心安全なまちづくりを実現してまいります。

                               

ご回答ありがとうございました。                              
皆様のご健闘をお祈りしております。 

 


 



2026年10月28日水曜日

はらっぱ祭りに今年も出店します!!

 今年で37回目を迎える「武蔵野はらっぱ祭り」に今年も出店いたします。
市民活動ブースの一番リサイクルバザー寄りのところにいますので、ぜひお立ち寄りください。
今年は31日(土)14:00から「道路についてのもやもやトーク」をやります。
メンバーの池田喬さんを中心に、私たちと道路問題についてお話ししましょう。武蔵野公園の中を通る道路計画「小金井3・4・11号線」って今どうなってるの?とか、道路についてもやもや考えていることなど、みんなで話してすっきりしましょう!!
道路に詳しい方も、そうでない方もぜひ来て下さいね!!

はらっぱ祭りの趣旨は、「都内では数少ない貴重な「はらっぱ」の自然の中で集い、多様な表現を認め合い、尊重する。豊かな自然に感謝しながら、地域と協同し、参加者みんなでつくりあげる祭りを目指す。」というものです。私たちもこの趣旨にのっとり、参加したいと思っています。

【日時】
2026年10月31日(土)、11月1日(日)10:00~20:00(はけ文ブースは暗くなる16:00まで)

【会場】
都立武蔵野公園の一部 (通称くじら山周辺)

【交通のご案内】
・「武蔵小金井駅」南口より調布北口行きバス「小金井リハビリテーション病院」下車 徒歩 5 分
・「武蔵小金井駅」南口より 徒歩 20 分
・西武多摩川線「新小金井駅」より 徒歩 20 分
・京王線「調布駅」北口より武蔵小金井行きバス「武蔵野公園」下車 徒歩 10 分



2026年10月21日水曜日

野川ほたる村主催、緊急学習会のお知らせ

野川ほたる村さん主催の緊急学習会のお知らせです。
はけと野川の自然を大切に思う皆様、ぜひご参加ください。
都市計画道路3・4・11号線がまた優先整備路線になってしまったとしても、私たちは諦めない。そしてまだまだできることがあります。ともに学び、力を合わせましょう!




 

2026年10月18日日曜日

明治大学「都市の緑は誰のものか」大シンポジウム報告

明治大学で9月23日に開催されたシンポジウム「都市の緑は誰のものか」の報告が主催者からアップされました。
主催の池田喬教授が小金井市のお仲間のため、小金井からも多くの参加がありました。小金井市の道路問題についても冒頭に池田さんから紹介があり、多くの方にこの問題を知っていただけてよかったと思います。
他の地域の実例もとても勉強になりました。計画が中止になるきっかけは偶然だったりもしますが、いずれにしても市民の粘り強い反対の活動はとても重要だと改めて感じました。

報告はこちらからお読みください。



 

 

2026年9月6日日曜日

小金井市議会、坂井市議の一般質問、聞き応えあり!!

小金井市議会の9月議会が始まっています。11月に市長選を控えた白井亨市長にとっては最後の市議会になります。「都市計画道路2路線は中止見直し」としていた4年前の選挙公約を覆して「(3・4・11号線の)必要性は否めない」という判断をした白井亨市長にこの任期中に質問できる最後の機会です。ぜひ道路問題について、追求していただかなければいけません!!
9月4日(金)坂井えつ子議員の一般質問がありました。坂井議員の大きく3つの質問のうち3つ目が道路問題についてでした。

市民団体5団体が出した要望書とその市長からの回答をもとにしてしっかりと質問をしてくれました。とても聞き応えありますので、ぜひご覧ください。

https://www.youtube.com/live/8Dp0zTDQ4Yg?si=TZINEik59HB2HKnA&t=5221




明治大学にてシンポ「都市の緑は誰のものか」が開催されます!!

 明治大学駿河台キャンパスにて「都市の緑は誰のものか」と題したシンポジウムが開催されます。私たちと一緒に活動している池田喬さんが企画しているシンポジウムです。「はけの文化祭」の時にもご登壇いただいた高槻成紀先生と吉永明弘先生もご登壇されます。小金井の道路の話もきっと出るでしょう!!
都市の緑は利便性や防災、経済性などの観点からだけ語っていても答えは出てこないと常々思っていました。「文理を超えた学問からの問いかけ」という副題、とても興味深いです。
ぜひ皆さんご参加ください!!

日時 9月23日(水・祝)13:00〜17: 00
会場 明治大学駿河台キャンパス、グローバルフロント1階グローバルホール
予約 不要、参加自由



2026年9月3日木曜日

市長からの回答へ「野川ほたる村」からの反論

この間市民が示してきた市長の「必要性は否めない」について、市民説明会でも多くの市民が、その市長の論拠の矛盾を指摘してきました。それについて「野川ほたる村」が改めてその論点をまとめましたのでこちらに転載します。

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市長の回答「3・4・11号線の整備の必要性は否めない」の主要論点について

市長の回答の趣旨は次のとおりです。

「令和 8 年 7 月、熊本県で最大震度7を観測する強い地震がありましたが、本市においても首都直下型地震 の発生リスクが高まる中、本路線は市民の生命・財産を守るための防災インフラとして重要な役割を担うもの です」というものです。

当初は、3・4・11 号線の整備の目的は「小金井街道と天文台通りの3.6km区間に南北道路がなく、3・4・ 11 号線を整備すれば、小金井街道の渋滞問題は解決する」という説明でした。 市民説明会で、市民から、その効果がないことが指摘されて、市長は急遽「防災、命」を持ち出し、必要性の 根拠として強く主張し始めました。さらに、能登半島や熊本の地震を引き合いに出すことで、防災インフラの 重要性をことさらに強調し、当初の整備目的との矛盾を覆い隠そうとしています。

今回の市長回答の主眼である「災害時避難、延焼防止、一方偏集(救急医療時のアクセス、消防時アクセス)、 土砂災害時の代替道路)」について問題点を精査し、整理しました。

(1) 避難場所へのアクセス
 
災害避難は、災害が差し迫ったときには、一時避難場所(東中、南小など)に、「徒歩で避難する」ことが大
原則です。3・4・11 号線は、災害時には危険ですし、役に立ちません。また、広域避難は一時避難場所に火災 が迫るような二次的段階で行う避難です。(小金井市避難ガイド)これも現道利用で問題はありません。

熊本地震では、とりわけ強固な筈の高速道路の、妙見第一橋や川田橋をはじめとする橋梁で、激しい揺れ、 孫結果の橋桁のズレや脱落などの深刻な被害が発生し、長期の通行不能に陥りました。この事実は、大規模地 震における橋梁の脆弱性と、復旧に多大な時間を要する現実を示しています。

熊本地震の教訓は、「橋梁は有事の避難ルートや早期復旧には役立たず、むしろ被害を拡大させる場合があ る」という点にあります。 大地震時に、地震に弱い高低差十数メートル・長径間の橋梁を車で避難せよ、徒歩で避難せよ、と市長が主張 することは、市民の生命を危険にさらす無責任な考えであり、到底容認できないものです。

(2) 延焼遮断帯の形成
「防災都市づくり推進計画の基本方針」に基づけば、延焼遮断帯として機能させるには沿道 30m にわたって
「不燃化率 60%以上」を達成する必要があります。従って、3・4・11 号線の幅員は 18m程度なので整備しただ けでは延焼遮断帯として機能しません。一方、3・4・11 号線と並行して走る西武多摩川線は22m の幅員があ り、3・4・11 号線よりも幅員が広く、延焼遮断として概成しており一定の効果を発揮しています。 従って、都の施策である延焼遮断帯を早期に完成させるには、長期を要する 3・4・11 号線の整備に頼るので はなく、西武多摩川線沿線の住宅の不燃化を進めることが最も合理的で効果的な対策です。

(3)緊急車両の一方偏集
 市道573号線は、交通規制が行われていますが、消防車両、救急車両などの緊急車両は何時でも通行可能です。また、市道437号線も、緊急車両は可動式車止めを開きいつでも通行できます。 したがって、緊急車両のアクセス確保を理由に 3・4・11 号線整備を正当化することはできません。

(4)生活道路への流入の問題
道路交通法の改正により、令和 8 年 9 月から、生活道路は速度制限が 30km に引き下げられ、生活道路への
流入交通の抑制策が全国的に進められています。

高齢化が進む地域コミュニティは、日常的な住⺠相互の助け合いが不可欠です。これは高齢化か進む時代の 要請であり、3・4・11 号線のような大型道路で分断するのが間違いです。
当地域においては、3・4・11 号線の建設ではなく、「交通監視システム」を導入すれば、低コストで確実に車 両の流入を防げます。これは防犯対策にも直結し、地域の安全・安心を「一挙両得」で高める有効な対策です。

(5)救急医療
市道 573 号線は通行規制時間帯であっても救急車などの緊急車両は問題なく通行できるため、医療アクセ
ス上の支障はありません。榊原記念病院へも、アメリカンスクールや東京外国語大学の横の現道を通過すれば 10 分程度で到達可能です。

現在、深刻なのは、救急患者の「たらい回し」による重症化・死亡です。不足しているのは「道路」ではな く、受け入れ先となる「緊急医療施設」や「医療従事者」です。 また、東京大学・豊橋技術科学大学名誉教授の大西 隆氏は、次のように指摘している。 「救急指定病院についても、市内にあるのは 1 病院とはいえ、武蔵小金井駅から半径 5 キロ以内(直線距離) で検索すると 10 程の該当病院があり、多くは市の東⻄北方向に立地しているから、特に 3・4・11 号線の未 整備が時間ロスを放置することになるとはいえない」と。

(6)緊急輸送 
「地域内輸送拠点がある小金井公園が東八道路等と接続されることで、災害時の救助活動や物資輸送が強化され、防災性が向上することが期待されます」と説明しているが、既に、緊急輸送道路は、通行条件が安定し た小金井街道→東八道路のルートが指定されており問題ない状況です。

一方、3・4・11 号線の高所で長径間の橋梁ルートは、熊本地震が示すように、大地震の時に安全に通行可能か さえ確証できません。構造的リスクを抱える橋梁ルートを緊急輸送とすること自体が合理性を欠いています。

(7)土砂災害警戒区域による交通阻害
武蔵野公園周辺で土砂災害警戒区域が 2 か所指定されています。「小金井3」区域は廃屋跡であり、武蔵野公 園の「未開園地」として東京都の管理下にあります。「小金井4」区域は東京電力変電所の擁壁です。 二つの区域が本当に危険な状態ならば、直接の当事者である、東京都に、東電に、夫々対応を求めるべきです。 3・4・11 号線に転嫁するのは筋違いです。また、市長は「小金井4の擁壁崩壊によって二枚橋の坂通りが閉塞 された際、3・4・11 号線が代替道路になる」と主張しますが、見晴らし坂を利用すれば通行は確保され、代替 ルートとして機能します。市長の指摘は地理や道路構造を無視した論理のスリ替えです。

結び 市長が強調している熊本地震の事例は、むしろ市長自身の認識および都知事への要望書の前提が誤って いたことを明確に示しています。市長の回答は、防災上の実情や地震の教訓を十分に踏まえたものとは 言えず、複数の点で明らかな誤りを含んでいます。

市長は、これらの事実と熊本地震から得られる教訓を真摯に受け止め、都知事宛ての要望書をいったん
撤回し、再整理したうえで、改めて提出すべきです。

(以上)