2024年10月14日月曜日

小金井市の自民党市議団が東京都に3・4・11号線の早期整備を要望!!

10月10日、市議会自民党会派が東京都に3・4・11号線「推進」の要望書提出を提出しました。

小金井市の河野麻美市議のSNSによる情報です。隣接自治体西東京の自民党都議を通して、東京都に提出しました。
五十嵐京子市議、遠藤百合子市議、吹春保隆市議、河野麻美市議が都庁へ行き、東京都建設局長へ手渡しました。

小金井市議会はこの道路問題が起きた2016年以降、何度も「見直しを求める意見書」が採択され、道路推進派は少数派です。
白井亨市長も小金井市選出の漢人あきこ都議も明確に道路建設に反対の立場です。その中で少数派の自民党会派が要望書を出しに行ったことは本当に驚きですが、小金井自民党の方針が明確に見えたとも言えます。
道の駅を作るとかどこからそんな話が出てくるのでしょうか。3・4・11号線の短い区間の中で道の駅を作る場所がどこに?さらに買収するか武蔵野公園内に作るということなのでしょうか。

この要望書がどのように今後影響してくるのかは未知数ですが、油断せず私たちも活動していきたいと思います。ぜひ市民の皆さんも力を合わせていきましょう。

要望書の内容は以下の通りです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

東京都知事 小池 百合子 様

                         小金井市議会「自由民主党・信頼の小金井」                                 五十嵐 京子 
                                河野 麻美
                                遠藤 百合子
                                吹春 保隆

      都市計画道路小金井 3・4・11 号線の早期整備を求める要望 


都市計画道路は、都市計画法において定められた都市施設の一つであり、多様な機能を有する都市を形成する最も基本的なインフラであり、防災性の向上の観点からも極めて重要な基盤施設である。本市の都市計画道路の整備状況は、総延長約 31 kmに対 して、整備済み延長は約15 kmであり、整備率は約49%となっている。

本市において、東京都における都市計画道路の整備は市政の重要課題の一つである。白井亨市長は事業化の中止・見直しを求める要望書を東京都に提出すると公約に掲げ当選し、現在要望書を提出するため当該路線の必要性について独自に検証を行い、総合的に判断するとしている。しかしながら本路線は行政と市議会からの長年の陳情活動により市道から都道に格上げし、東京都が整備することとなった経緯があり、中止・見直しの要望書を提出することは過去の経緯を反故にするものである。

当該地域は一部で緑豊かな自然環境がある一方で市外につながる南北方向の幹線道路がなく、並行する小金井街道・新小金井街道では未だに慢性的な渋滞が発生している。また、緊急車両の通行が不可能な狭隘な道路が多く、人と自転車と車が錯綜するなど、歩行者が安全に移動できる環境整備も十分でない。さらに、小金井市には二次・三次救急、災害拠点病院がなく緊急輸送のための道路網の整備は必要である。

市長は要望書を提出することが目的化し、道路整備を中止した場合の地域が抱える課題の解決策などについてはこの間何も示さず、市民からも不安視する声が上がり、 能登半島地震発生後の本年2 月 16 日には広域避難場所へのアクセス向上に資する本路 線の早期整備を求める要望書も提出された。

また、今後、本路線の整備が進む事で例えば、JR 中央線「東小金井駅」と京王線 「飛田給駅」を結ぶ新たなバスの運行が期待されるほか、「道の駅」を設置する事で災害発生時には防災拠点ともなり、かつ、地域の特産品を販売する観光拠点ともなり得ると考えられる。

市民の生命と財産を守り経済活動を下支えする都市基盤の整備を、機を逸すること なく推進していただきたく、次のとおり要望する。

1 小金井3・4・11号線の早期整備の実現を図られたい
2 はけや野川などの現にある自然環境に配慮した道路構造とすること 





0 件のコメント:

コメントを投稿