1月26日、都市計画道路3・4・11号線と3・4・1号線の中止を求める要望書を、東京都の小池百合子都知事に出すため、漢人あきこ都議会議員に紹介・調整をお願いし、東京都庁まで提出に行ってきました。
この要望書は都市計画道路反対で活動している5団体が連名で作成、提出しました。
はけの自然と文化をまもる会、都市計画道路を考える市民の会、3・4・11号線関係住民の会、国分寺崖線の自然を守る会、野川ほたる村の5団体です。
担当課である東京都建設局道路建設部計画課の黒木課長に手渡しし、要望書の内容について各団体から補足説明し、黒木課長からコメントをもらいました。
生物多様性の保全について、ここははけと野川、武蔵野公園の生態中枢で三位一体となっている。これを破壊してしまったら生態系が衰退し、もう取り戻せないということを再度説明し、交通量も年々減少しており、それは市民で実施した交通量調査でも明らかと説明。
3・4・11号線の地権者と周辺住民へのアンケート調査でも、道路に反対の声が圧倒的に多く町内を分断しコミュニティの破壊することがいかに問題かお話ししました。
そして道路反対を公約に掲げて立候補した漢人あきこ都議、白井亨市長が当選したことを見れば、小金井市民の民意は明らかで、市長は市議会でも繰り返し中止を明言していることを説明しました。
これに対しての課長からのコメントは、これまでの東京都が繰り返し説明してきている道路が必要な理由をまた繰り返されるだけだったのは残念でしたが、今回5団体で提出に行ったことは東京都側も驚きだったようで、市民が直接都知事宛に要望書を出した意味はあったと感じました。
「優先整備路線になってからの7年間、私たちはこの道路が必要だと思ったことは一度もありません。不要だという理由ならいくらでも書けるけれども、5団体で話し合って短い要望書にまとめたのでぜひ読んで、市民の声を聞き、この2路線は中止にしていただきますようよろしくお願いします。」と言って手渡しました。
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