2024年11月16日土曜日

3・4・11号線のオープンハウスが開催されます!

東京都から小金井市と府中市の一部に全戸配布した「都市計画道路3・4・11号線及び府中3・4・16号線のオープンハウス開催のお知らせ」についてお知らせします。
日程は11月29日(金)、30日(土)、12月1日(日)の三日間!!
場所は宮地楽器ホール1階です。
全戸配布なので市内の皆さんはすでにご覧になっていると思いますが、ついにここで道路構造が明らかになります。(実はまだ発表されていませんでした)
それに先立ち、11月14日の東京都議会・環境建設委員会で小金井市選出の漢人あきこ都議が質問し、それについての東京都の回答によると「道路構造は橋梁」だそうです!

道路構造は「橋梁」です!!

はけと野川の上に橋がかかり排ガスと騒音を撒き散らしながら頭の上を車が通ります。

東京都は小金井市民はこの道路に反対している人が多いことから東京都は「丁寧に進める」と言って、今回もいきなり測量説明会に入ってもいいところを、オープンハウスを開くことにしたわけですが、だからと言って「わあ東京都って優しい♪」なんていう話ではありません。丁寧に進めるようが乱暴に進めようが進めることは進めるんですから。オープンハウス開催も、東京都にとっては「丁寧に進めた」という実績になります。ここでしっかりと市民の意見を東京都に伝えましょう。
意見交換をする時間が設定されています。各回20名とありますが、そんな設定に遠慮せず、ぜひたくさんの方にお越しいただきたいです。20名しか席につけなくてもその周りで聞くことはできますし、これだけ会場から溢れてしまったという事実も大切です。
(動員をかけているわけではありません。「知ってたら行きたかった」と後で思う方がいらっしゃらないようにお伝えしております)

まずはしっかりとスケジュールを空けて、体調管理に努めて、お友達にも「オープンハウスに言って意見を伝えましょうよ」とお声かけください。
どうぞよろしくお願いいたします。




 

2024年11月14日木曜日

はけ文ニュース2024(カラー版)

はらっぱ祭りでお配りした『はけ文ニュース』はモノクロでしたが、カラー版も作りました。カラーの方が強弱がついて伝わりますねー!ぜひお読みください。





 

今年もはらっぱ祭りに出店しました。

 【第35回 武蔵野はらっぱ祭り】

2016年からコロナ禍を除き出店しているはらっぱ祭り。今年は規模を少し縮小して11月3日、一日間だけの開催でした。たくさんの方にお立ち寄りいただき、意見交換できました。
都が3・4・11号線に関するオープンハウス(パネル展示・意見交換等)を開催を強行しようとしていることを受け、はけ文ニュースではオープンハウスのお知らせを中心に、都議会や市議会の動きなどを記事にしました。
ニュースをお受け取りいただいたり、関心をお寄せいただいた皆様、ありがとうございました。他の道路に反対する団体の皆様からとも協力して出店できてよかったです。
はらっぱ祭りスタッフの皆様、毎年このような場所で機会を作っていただけることに感謝です。


朝は風が強くて大変でした。


知らない人同士がここで道路談義。



子どもたちも関心を持っています。はらっぱ大好き!

みなさまありがとうございました!!




当日お配りしたはけ文ニュース(表)

はけ文ニュース(裏)


2024年11月10日日曜日

【小金井市検証】沿線住民アンケートは11日(月)〆切ですよ!!

都市計画道路2路線の沿線住民の方に無作為抽出で行われている「道路検証に関するアンケート」。こんな封筒がお宅のポストに先月入りませんでしたか?いよいよ明日が締め切りです。
はけ文代表の自宅にも届きました!!はけ文は団体としても検証のヒアリングを受けましたので、それが終わってホッとしてしまい「あ!住民アンケート忘れてた!」と昨日ようやく提出しました。
もしまだ出していない方いらしたらネット上でもできますので、必ずご回答をお願いします。




項目が結構多くて「適切である、適切でない、その他」で答えるのですが、私は全部「適切でない」と回答しました。(実際その通りなので)そうすると意見を書かなければならなくなり、大変なのですが、意見は一言でもいいと思うので。

最後に自由記述欄があるので、私はこう書きました。

検証として沿線住⺠の意見を聞いてくれたことはありがたいですが、こんな検証をいまさ らしなくてもこの2路線は作らない方がいいことは明確です。多大な犠牲を払って作る道 路です。犠牲とは「素晴らしい自然環境の破壊」と「小金井を愛し住んでいる住⺠の立ち 退き」です。私は立ち退きの対象住⺠ではありません。立ち退かずに目の前から親しくし ている人たちが立ち退かされるのを見守る立場です。これもなかなかの地獄です。
この小金井の坂下の環境が気に入り、隣県から15年前にわざわざ越してきました。この
道路計画が優先整備になった日のショックは今も忘れられません。なんとかこの素晴ら しい環境が守られることを祈りながら今日までやってきました。
小金井市から東京都に ぜひ「この2路線はいらない」ということを明確に伝えていただきたいというのが切なる 願いです。何卒よろしくお願いいたします。


2024年10月24日木曜日

衆議院議員選挙東京18区「外環道についてのアンケート」結果

 10月27日(日)は衆議院議員選挙です。小金井市の道路計画については今回アンケートを実施していませんが、外環道問題で活動する市民団体がアンケートを実施しました。その中の東京18区の候補者の方々の回答をここで共有したいと思います。
ちょっと文字が小さくて読みにくいかもしれませんが、回答しているのは立憲民主党公認の松下玲子候補と共産党公認の樋口まこと候補です。自民党公認の福田かおる候補と参成党公認の徳永ゆきこ候補は無回答でした。回答がいただけないのは本当に残念です。
この外環道への姿勢は小金井の都市計画道路への姿勢と共通性を感じます。
ご参考にしてください。



2024年10月14日月曜日

小金井市の自民党市議団が東京都に3・4・11号線の早期整備を要望!!

10月10日、市議会自民党会派が東京都に3・4・11号線「推進」の要望書提出を提出しました。

小金井市の河野麻美市議のSNSによる情報です。隣接自治体西東京の自民党都議を通して、東京都に提出しました。
五十嵐京子市議、遠藤百合子市議、吹春保隆市議、河野麻美市議が都庁へ行き、東京都建設局長へ手渡しました。

小金井市議会はこの道路問題が起きた2016年以降、何度も「見直しを求める意見書」が採択され、道路推進派は少数派です。
白井亨市長も小金井市選出の漢人あきこ都議も明確に道路建設に反対の立場です。その中で少数派の自民党会派が要望書を出しに行ったことは本当に驚きですが、小金井自民党の方針が明確に見えたとも言えます。
道の駅を作るとかどこからそんな話が出てくるのでしょうか。3・4・11号線の短い区間の中で道の駅を作る場所がどこに?さらに買収するか武蔵野公園内に作るということなのでしょうか。

この要望書がどのように今後影響してくるのかは未知数ですが、油断せず私たちも活動していきたいと思います。ぜひ市民の皆さんも力を合わせていきましょう。

要望書の内容は以下の通りです。

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東京都知事 小池 百合子 様

                         小金井市議会「自由民主党・信頼の小金井」                                 五十嵐 京子 
                                河野 麻美
                                遠藤 百合子
                                吹春 保隆

      都市計画道路小金井 3・4・11 号線の早期整備を求める要望 


都市計画道路は、都市計画法において定められた都市施設の一つであり、多様な機能を有する都市を形成する最も基本的なインフラであり、防災性の向上の観点からも極めて重要な基盤施設である。本市の都市計画道路の整備状況は、総延長約 31 kmに対 して、整備済み延長は約15 kmであり、整備率は約49%となっている。

本市において、東京都における都市計画道路の整備は市政の重要課題の一つである。白井亨市長は事業化の中止・見直しを求める要望書を東京都に提出すると公約に掲げ当選し、現在要望書を提出するため当該路線の必要性について独自に検証を行い、総合的に判断するとしている。しかしながら本路線は行政と市議会からの長年の陳情活動により市道から都道に格上げし、東京都が整備することとなった経緯があり、中止・見直しの要望書を提出することは過去の経緯を反故にするものである。

当該地域は一部で緑豊かな自然環境がある一方で市外につながる南北方向の幹線道路がなく、並行する小金井街道・新小金井街道では未だに慢性的な渋滞が発生している。また、緊急車両の通行が不可能な狭隘な道路が多く、人と自転車と車が錯綜するなど、歩行者が安全に移動できる環境整備も十分でない。さらに、小金井市には二次・三次救急、災害拠点病院がなく緊急輸送のための道路網の整備は必要である。

市長は要望書を提出することが目的化し、道路整備を中止した場合の地域が抱える課題の解決策などについてはこの間何も示さず、市民からも不安視する声が上がり、 能登半島地震発生後の本年2 月 16 日には広域避難場所へのアクセス向上に資する本路 線の早期整備を求める要望書も提出された。

また、今後、本路線の整備が進む事で例えば、JR 中央線「東小金井駅」と京王線 「飛田給駅」を結ぶ新たなバスの運行が期待されるほか、「道の駅」を設置する事で災害発生時には防災拠点ともなり、かつ、地域の特産品を販売する観光拠点ともなり得ると考えられる。

市民の生命と財産を守り経済活動を下支えする都市基盤の整備を、機を逸すること なく推進していただきたく、次のとおり要望する。

1 小金井3・4・11号線の早期整備の実現を図られたい
2 はけや野川などの現にある自然環境に配慮した道路構造とすること 





2024年9月23日月曜日

武蔵野公園整備説明のオープンハウスに行ってきました。

 9月23日、24日の2日間にわたって開催されるオープンハウスの初日、午後から都の職員が説明するというので行ってきました。ここで説明される放送設備というのはかれこれ2年前に突然前触れもなく工事が始まった防災のためのスピーカーを原っぱのど真ん中に立てるということから始まったものでした。
市民で散々東京都に抗議し、なんのためのスピーカーなのか、どうして原っぱのど真ん中に立てて、原っぱの中にいくつもコンクリートで固めたハンドホール(少し小さめなマンホール)を作り、原っぱを破壊するのか、現地での話し合い、南小学校体育館での説明会を経ても市民が納得できる回答が出てこず時間切れ。年が明けて場を仕切り直すということになったまま放置されました。そして突然のオープンハウスです。
はけ文は都市計画道路、武蔵野公園に関わる市民団体6団体で事前に「ちゃんと説明会をやってほしい」という趣旨の要望書を東京都に出しました。






これを受けて「説明会の開催も開催する予定」という趣旨の回答文が来ました。


という事前のやりとりがありつつ、今日のオープンハウスを迎えました。
市民からの声を受けて、放送設備(スピーカー)の数は大幅に減り、原っぱの中への設置はなくなっています。それはよかったと思っています。(まだ一箇所くじら山下にあるのが気になっていますが)
それよりもこの放送設備の利用方法が、当初の話から大きく変わってきていることが問題です。当初「防災スピーカー」ということで、「災害発災時に使用することが目的」というのが設置目的の第一でしたが、今回のオープンハウスでは第一に挙げられていたのは常時使用でした。

「熱中症警戒アラート、落雷、大雨などの注意報、迷子の呼び出し、公園利用マナーと防犯の呼びかけ、駐車場利用者への案内、その他緊急事態(事件、事故等)への注意喚起」

これらのために作るスピーカーであり、防災はその次の2番に挙げられていました。「順番は関係ない」とか説明していましたが、先に上げるというのはもうそれが一番の設置理由としか思えないでしょう。
この説明の中にもちろん放送が必要なものはあります。しかし「あれも必要、これも必要」と言っていたら、いくらでも放送する内容はあります。3年くらい経って気がついたら常時音楽が流れているなんてことになりかねないのです。(大袈裟だと思われるかもしれませんが、そのくらいのことを感じました)
都の方が「設置するからには使わないともったいない」といわれるので、「かまどベンチも使わないからもったいないと言って設置しないわけではないでしょう?」と言いました。防災のための設置は使用頻度が少なくても、いつでも使えるように準備しておくというのが大事なのであって「もったいない」とかいう話とは違うと思うのですが・・・
そんな具合に東京都の説明が防災スピーカーの話が出てきてから、二転三転しているのも私たちが納得できかねている理由でもあります。





今日1日で40名以上の方が来られたそうです。明日もありますので、ぜひ足を運ばれてご意見を伝えてください。よろしくお願いします。


近くでは彼岸花がきれいに咲いていました。満開までもう少しという感じです。