2021年10月4日月曜日

都立武蔵野公園を管理する西武・武蔵野パートナーズと面談を行いました。

コロナ禍になるまで、武蔵野公園を管理する西武・武蔵野パートナーズとは、関係する市民団体との年に一度の全体懇談会や、個別の面談で意見交換をしてきましたが、このところずっと対面でお話できていなかったので、面談を申し込みました。


912日(日)、武蔵野公園サービスセンターにて、武蔵野の都立公園グループ総括所長の清水卓さん、副統括所長の中倉美奈子さん、副統括所長の金本敦志さんとお会いしてきました。こちらは横須賀(代表)、安田(副代表)、安永(副代表)の3名と同じくはけ文会員で7月に都議会議員に選出された漢人あきこさんと4名が参加、最近の公園の状況や都市計画道路の環境概況調査について、今年度から始まる東京都の生物多様性事業についてなどについて伺いました。





東京都の事業である「多様な生物が生息する都立公園づくり事業」は数年前から始まっており、すでにいくつか公園で先行している事業だそうで、委託されたコンサルが公園内を調査し、市民団体からもヒアリングし、これまで以上に公園内の生物多様性を高め、より多くの生物が生息できる環境を整えるための事業だそうで、ヒアリングされる団体の一つにはけ文も選ばれています。今後、年に3回ほどの意見交換会が開かれるとのことです。

都市計画道路3411号線の環境概況調査が公園内で行われていますが、公園管理の方には特に何も知らされないとのこと。昨年の環境調査の結果なども知らせてくれたら役立つのにと思うところですが、残念です。

武蔵野公園の整備計画は特に進む様子もなく、車椅子が入れるように園路を整備するという計画案もありましたが、それも進んでいないということでした。

毎年問題になる野川の水枯れは、今は比較的雨が多く潤っていますが、どうしても小金井市地域が枯れてしまうことが多く、水が枯れるのは生態系によろしくないので、もっと湧水が増えて欲しいというお話がありました。これについて我々も気になっているところで、市内のはけ周辺で湧いている湧水がうまく野川にアクセスしていない場所もあるらしいと聞いていることから、小金井市へ湧水が野川に流れ込む整備を働きかけてみようという話にもなりました。

生物多様性事業や市への働きかけなどを通し、少しでも武蔵野公園のより良い環境作りにはけ文も参加していきたいと思います。

漢人あきこさんも東京都の公園の状況などを質問されて、現状を把握。都議、市議、市民と連携していきたいと思います。




西武・武蔵野パートナーズの皆様、ありがとうございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿