2018年6月12日火曜日

小金井市環境市民会議の団体会員になりました。

201864日(月)1830~@小金井市役所で小金井市環境市民会議の今年度の総会が開かれ、はけ文から安田代表と会員の松山が参加しました。

小金井市環境市民会議は身の回りのさまざまな環境問題に市民、企業、学校、行政が協力して取り組むことを目的に2004年に設立されたもので、はけ文としてこの度正式に団体会員として入会しました。
今回の総会には個人や団体の会員19名と小金井市環境政策課の課長を含む4名が出席。
昨年度の活動や決算の報告、役員の選出、今年度の活動計画や予算の承認などを行なった後に、自己紹介を兼ねて各自がこの環境市民会議を通じてどのような活動に取り組みたいか意見交換を行いました。

各会員からは、それぞれが関わっている地下水測定部会、緑調査部会、まちづくり部会、環境学習部会、生活環境部会が抱える課題をはじめ、エネルギー部会新設の趣旨、武蔵小金井駅南口再開発による環境影響への懸念、玉川上水のサクラ復活プロジェクトへの疑問、小金井市による生物多様性地域戦略策定の必要性、保存樹木と落ち葉の問題、NPO法人こがねい環境ネットワークとの協働、環境市民会議自体のあり方などについて意見が出されました。
はけ文からは安田代表が「国分寺崖線を貫通する道路計画や武蔵野公園の整備計画について、問題意識を多くの人と共有して、仲間を増やしたい」旨を話したところ、他の会員からも「まだまだ計画について知らない人も多いので、もっと情報発信していくべきだ」との意見が寄せられました。
また小金井市の環境政策課からも最近の取り組みが簡単に紹介され、公園整備の基本方針の策定、環境市民会議や環境楽習館の活性化、現行の第二次環境基本計画(~2020年)の検証や次の第三次環境基本計画(2021年~)の策定などの課題が共有されました。

今後はこの環境市民会議を通じて、行政の関係者も含め、より多くの人たちと道路計画に関する情報を共有し、様々な意見を交換していきたいと思います。

(報告・松山)

2018年5月2日水曜日

小金井市選出の都議、つじの栄作氏の都市計画道路についての見解です。

はけ文では先日の都市計画道路3・4・11号線の説明会の後、小金井市選挙区選出の東京都議会議員、つじの栄作氏に、質問状を出しました(4月1日)。
つじの氏は「お預かりした質問に真摯にお応えするためには指定の締め切りでは時間がありません。」と言われ、1ヶ月後を締め切りにしてほしいと言われ、4月末日に回答をいただくことができました。
以下、はけ文からの質問とその回答ですので、お読みください。


【はけ文からの質問1】
都市計画道路「小金井3・4・11号線」の整備を進めようとする東京都に対し、市議会を含めた市民側の理解が得られていない現在の状況は「都民ファースト」とはほど遠い状態と言わざるを得ません。現状をふまえ、都議のご見解をお伺いします。

【つじの氏の回答1】 
総体的に言えば、私の東京都議会議員である今の立場は小金井市の皆様の安全や幸福や利益の追求のみならず、東京都全体の利益をはかるよう考え、行動しなくてはならないものです。今回の道路に関しても賛成する意見も多数いただいています。この辺りが、ご指摘の市議会議員の皆様と立場や発想が異なるところだと思います。

また、都民ファーストの会は先の都議選で公約の一つに「多摩格差の解消」を掲げ、結果私は小金井市民の皆様に付託されることになりましたが、区部と比較して多摩地区の都市計画道路の進捗状況は遅れている現状があります。小金井市をはじめ多摩地区の道路ネットワークの完成を通じて多摩地区が区部と遜色ない安全で豊かな生活を目指すことは「都民ファースト」に偽りはないと確信しています。

同様に公約として私は精神科医でもあり、皆様の意見を良く拝聴して、それを都議会に届けると約束しました。約束どおり皆様の御意見はよく伺い、都議会に届けます。
まだ、確約はできませんが、今後私は第2回定例会、あるいは第3回定例会にて一般質問する機会があると思いますが、都市計画道路に関して地元の方のご意見として、多様なものがあると当局に質疑したいと考えています。

はけの自然と文化を守る会の皆様はじめご指摘のある野川の自然環境などに関しては最大限の配慮が必要なのは言うまでもありません。
皆様の御意見を尊重し、今後も引き続き皆様と当局との話し合いが秩序あり、論理的で建設的なものであることを期待します。

【はけ文からの質問2】
2016年7月に行なわれた都知事選で小池百合子氏は、当会が実施した公開アンケートで、「知事に就任させていただきましたら、実際に巡視し、小金井市、小金井市議会、地域住民の皆様とも対話し、優先整備路線に位置づけることが不適切だと判断される場合には、必要に応じ、見直しを進めていきたい」と回答しましたが、果たされていません。都議のご見解をお伺いします。

【つじの氏の回答2】
私が都議会議員として選出される以前の市民の皆様と小池都知事のやりとりについてはコメントは差し控えます。

【はけ文からの質問3】
小金井選出の都議として、市民のために何ができると思われますか。

つじの氏の回答3】
小金井市選出の都議会議員として私は小金井市民の皆様の市民生活を送る上での質の向上、安全で豊かな生活を目指すところに全力を尽くします。同時に東京都議会議員の立場から東京都全体の利益、日本の国益なども最大限考慮しながら思考・行動しなくてはなりません。全ての市民の方々のご意見をそのまま実行に移すことは困難ですが、今後5年後、10年後、20年後、次世代に渡って結果的に小金井市が東京都と共に発展し輝けるよう長期的な俯瞰的な視野を持って都政に精力的に取り組み、皆様のご期待に応えるべく努力を継続します。

【はけ文からの質問4】
都は来年度以降も、“意見交換会”を実施する、としています。
傍聴する意志があるかどうか、お聞かせください。

つじの氏の回答4】
小金井市の皆様のご意見や主張を拝聴するのは公約ですので、意見交換会は積極的に出席させていただきたいと考えています。
ただし、同日同時刻公務その他優先的な配慮が必要なイベントなどあれば、意見交換会にはやむ無く欠席させていただく場合もあります。その際も皆様や当局等より逐一意見交換会の様子の説明を受け、皆様の御意見、お考えは常に知っている状況を維持していきます。」

2018年4月2日月曜日

「費用対効果の試算なし」に住民あぜん 小金井都道計画説明会レポート

3月25日(日)、3月26日(月)の2日間、はけと野川を分断する都道3・4・11号線の整備に向けた説明会が小金井市立南小学校体育館にて開催されました。
25日は午後2時からということで、体育館いっぱいの市民が集まり、東京都の概算発表では200名、26日は平日の夜7時からだったので約100名の参加がありました。
(正確な参加人数は4月中頃に東京都のHPに発表されます)

市民でいっぱいの体育館。紅白幕があるのは卒業式と
入学式の間の時期に体育館を借用したから。


説明会の様子を、はけ文会員でジャーナリストの斉藤円華さんに報告していただきました。ぜひお読みください。

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小金井都道計画(3・4・11号線)にかんする東京都建設局主催の住民説明会が3月25日(日)、26日(月)に市内の東小学校で行なわれた。都は都道建設の目的として渋滞解消や防災などを強調し、工事にともなう環境配慮も説明。しかし参加した住民とのやり取りの中で、それらの主張がきわめて根拠に乏しいことがわかった。


■計画の無根拠さが次々明るみに

説明会で都は3411号線を整備する必要性として、これまでと同じく●広域道路網の整備●周辺道路の渋滞緩和●クルマの抜け道の交通量抑制による良好な居住環境●防災対策、を挙げた。

これに住民からは、「ネットワーク(広域道路網)の整備ありきで、何のためにという住民の視点が抜け落ちている」「交通量調査では交通量が減っている箇所もある」「マイカー保有台数は減少傾向。都道が出来るのはだいぶ先であり、その頃には交通量が減る可能性もある」「50年以上前の道路計画。防災対策は後付けの理由だ」「必要性の論理をしっかり示して」などと反論が相次ぐ。

ところが都は、こうした意見を説得できるような説明をせず、「将来的には交通量は減るのは事実だろうが、都の持続的発展のためにこの道路は必要と考えている」(都建設局課長)などと言うばかり。そもそも交通量が今後減るならば、巨額の税金を投じ、住民に大きな負担を強いてまで今回の都道を作る必要があるのか。

また、「今回の都道計画にはいくら建設費用が掛かるのか。概算でもいいから示して」との住民意見にも、都は「費用は持ち合わせていない」。そもそも論は徹底して回避しつつ、「住民の理解を求めたい」と言いながら都道計画をごり押しする都の姿勢がこの場でも際立った。

都道説明会に臨む東京都建設局の出席者。


ちなみに都は3411号線ができれば、いずれも広域避難場所である小金井公園と武蔵野公園が結ばれることで「地域の防災機能が上がる」という。しかし、それを裏付ける根拠はやはり都から示されない。「後付けの理由だ」と言われても仕方がないだろう。「環境配慮」も、都環境局などとの協議を経ていないことが21日の回答説明会でわかっている。

住民と都のやり取りの山場は2日目に訪れた。住民の1人が「都として今回の都道計画の必要性を検証したのならば、費用対効果の試算を示してほしい」と迫ると、何と都はこれについても「持ち合わせていない」と回答。会場は騒然とし、質問者も「この計画は数字も何もなく決めたのか。都は私たちに『理解して下さい』と繰り返すが、数字も何もなければ理解しようがない」と呆れたように話した。


■強引な進行にヤジ轟々

こんかいの説明会で目立ったのが、都の強引な進行だ。概要説明はスライドと録音した音声で行ない、住民から「そんなのおかしい」「納得できません」などと異論が出ても止めない。また、質疑応答は1時間だったが、発言を求めて多くの住民が挙手していたのに、司会は「残り3人で打ち切ります」。会場撤収などの事情はあったにせよ、時間が短かすぎたと言わざるを得ない。

さらに、都の説明に納得できない住民のヤジには「静かにしてください」と繰り返すのみ。すでにふれたように、都の説明は「決定ありき」で、その根拠が住民に十分示されていたとはとても言い難い。そのため、住民の不規則発言が相次いだのはやむを得ないことといえた。それを無理やりねじ伏せて議事が進む様子は、今回の都道計画のずさんさを際立たせているように見えた。


都建設局の事業化調整専門課長(左)と工事第一課長(右)。
このほか課長代理も随時発言した。



■その時市長と都議は? 問われる小池都知事の「公約」

パブコメで2000通以上の意見が寄せられ、市議会では「計画見直しを含めた話し合いの場を求める」とする意見書が全会一致で採択されている(※)、小金井都道計画。環境や住民への影響など、市民の関心は非常に高い。市民の代表である小金井市長、小金井市選出の都議会議員は説明会に足を運んだのか。電話で確認してみた。

市長は会期中の市議会への対応のため、との理由で2日間とも欠席。都議は「都建設局から報告は聞いている。(私とは)面識もなく、都道計画は微妙な問題のため出席したかどうかは会って話したい」と話し、出欠を明らかにしなかった。

公人である都議が、公の行事への参加について「面識がない」などとして事実確認を避けるのは、一体どうしたことか。私の周囲で、会場で都議を見かけた人はいなかった。やはり電話で都議に問い合わせた人によれば「参加していなかった」という。

首長や議員が現場に足を運ばず、行政担当者の報告のみを聞くとすれば、行政のフィルターで選別された、あるいはバイアスのかかった情報しか耳に届かない懸念がある。

いずれにせよ、住民の関心が高い都道計画をめぐり、住民の代表である首長や議員がどう振る舞っているのかを、随時チェックする必要がある。都道計画に限らず、地域が抱える問題の解決に向けてどんな仕事をしているかは、次の選挙でだれに投票するのかを決める重要な判断材料となるからだ。

ところで選挙と言えば、思い浮かぶのが小池都知事だ。小池氏は、都知事選での住民アンケートに次のように答えていた。

「とりわけ地元から強い疑義が提起されている路線を実際に巡視し、地域住民の皆様とも対話し、優先整備路線に位置付けることが不適切だと判断される路線に関しては、大胆に見直しを進めていきたい」

この公約はいまだ果たされていない。小池氏は「実際に巡視」せず、都建設局は「地域住民の皆様とも対話」せずに「理解して下さい」と繰り返すばかりだ。説明会で、小池氏のアンケートについて質した参加者は、続けて次のように訴えていた。

「アンケートの回答を見て、都道計画について真摯に考えていると思い小池氏に投票した。それが都の検討だけで方針を変えて計画を進めるのであれば、今後は都知事の発信する内容をすべて疑ってかからなければならない。(現状では)ただ票を集めるために選挙では調子のいいことを言っていた、と思われても仕方ない」。言いっぱなしは許されない。

(※)2017年9月と12月。また、都道説明会終了後の2018年3月28日にも3回目の意見書が採択された。いずれも全会一致。

               
                斉藤円華(市内在住・ジャーナリスト。はけ文会員)


2018年3月22日木曜日

都庁にて都市整備局と建設局が出席して回答説明会が開かれました。

3/20(火)、都市計画道路を考える小金井市民の会(以下市民の会)主催で、都庁で説明会が開かれました。
これは市民の会が都に出した、小金井市の2本の都市計画道路の必要性に関する質問に対する回答(2017年8月)が不十分だったため、直接の説明を求めていたものの応じられず、やっと開催にいたったものです。計画を決める都市整備局と、道路を作る建設局が同席する場は、極めてまれです。
今回は、白石たみお都議(品川区選出)のご尽力により、この場が実現したとのことです。




都市整備局からは沢井課長以下2名、建設局からは意見交換会にも出席していた徳差課長以下2名。市民側は42名の参加で開かれました。市民側からは、様々な意見や質問が出ましたが、残念ながらどれひとつとっても納得できる回答はありませんでした。「見直すつもりはない」というのが都の一貫した態度であり、私たちが危惧し訴えている犠牲について「トレードオフ」の言葉を繰り返し、事前検討もしていないということがよくわかりました。十分検討したうえでの決定ではないことが明らかで、整備を前提として「ご理解いただきたい」と言われても、到底納得できるものではありません。以下に都の言い分を記します。



〈パブコメの意見が反映されていないのはなぜか〉

沢井課長:多くの路線がある中、ひとつひとつについてていねいに、というのは難しい。出された意見を取り入れる、取り入れないではなく、“ふまえて”、優先整備路線を決定している。賛成や反対などあらゆる意見がある。その時々の施策で様々な要因もある。〇×では無く、パブコメでの意見を受け止めながら未来に向かってどう進むかを決めている。

(意見交換会で『パブコメの意見は反映されていない』と発言したことについて)

徳差課長:意見交換会での発言は、反対意見が多数ではあったが優先路線に選ばれたと発言した。言い過ぎたので誤解を与えたところもある。私の個人の意見ととらえて欲しい。




〈都市整備局はなぜ意見交換会の参加要望に答えないのか〉

都市整備局と建設局は一体となって取組んでいる。しかし役割が違う。合理的に進めるためには、分担しなければマンパワーが足りない。持ち場としては建設局の仕事。今後は必要性について建設局でも説明をしっかりやっていく。整備局がその場にいないから議論できないということではないと考えている。
見直しは検討しない。必要性についてしっかりと説明し、路線の置かれている状況をつまびらかにし、理解を求めていきたい。


〈自然保護の観点から、事前に環境局と協議はしたのか〉

トレードオフの関係と思うが、事前に協議をしたかと聞かれると協議はしていない。
協議は、あくまで、これから事業化していく段階で協議してくいくことになる。
計画上、都市計画線は決まっている。全く無視して計画を作っているということではない。


〈延焼遮断帯について。小金井の風向きを知っているか※〉

平成15年の消防庁のシュミレーションは東京全体での検証となっている。個々の風の向きではない。小金井の、というのは把握していない。
※3・4・11号線を延焼遮断帯とすると、南北の風の通り道となり、延焼を助長する恐れがある






これらの東京都側の言い分はどれも「道路計画は十分検討した上で決定したわけではない」ということを示しています。25、26日の南小での説明会ではこれらを踏まえ、市民の意見を述べて、東京都を追求していきたいと思います。ぜひ多くの市民、都民の方にご参加いただいて、東京都の話を直接聞いていただきたいです。

都市計画道路を考える小金井市民の会の皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。

                               (報告、安田桂子)

2018年3月14日水曜日

都庁で「都市整備局」からの説明会が開かれます。

意見交換会への出席を頑なに拒んだ都市整備局が、
建設局とともに市民へ説明する場が開かれます。
またとない機会です。
みんなで都庁に乗り込みましょう〜!!!
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質問に対する回答説明会
3月20日(火)
11:00-12:00
(10:30から下記会議室で事前打ち合わせを行います)
会場
都庁・議会棟2階 第2会議室
(議会棟入口で市民の会世話人が案内致します)
都・出席者
●都市整備局街路計画課・課長、及び課長代理2名
●建設局計画課・課長、及び課長代理2名
会場/都庁議会棟2階第2会議室
主催/都市計画道路を考える小金井市民の会
市民の会が東京都に提出した質問状に対する回答説明会が開催されることになりました。 昨年7月に東京都に提出した市民の会からの質問に対して都からは 8月31日に都市整備局 と建設局の連名で回答があり、両局は後日、回答説明会をおこなうと表明していました。しかしながら、突然の都議選と総選挙等で説明会は延期になっていました。その後、都側は回答説明会の開催を拒んでいましたが、2月26日の市民の会の「意見交換会への抗議声明」提出と抗議の面談及び、同日の都議会会派訪問での回答説明会実現の協力要請の結果、都市整備局の担当者も出席する回答説明会が行われることになりました。
どなたでも参加できます。みんなで参加しましょう!
人数制限等は一切ありません。


2018年3月11日日曜日

都市計画道路3・4・11号線外の説明会について東京都が正式告知しました。

ギリギリまで日程と時間を発表しなかった東京都。ついに正式な時間が発表になりましたのでお知らせします。

3・4・11号線 整備に向けた説明会
時 :2018年3月25日(日)14:00-15:30
   2018年3月26日(月)19:00-20:30
会場:小金井市立南小学校体育館
主催:東京都建設局 道路建設部計画課


今回の説明会について「意見交換会の内容を広く情報提供するとともに、小金井 3・4・11号線の概要説明と参加される方々との意見交換を行う説明会」と東京都は言っていますが、東京都が2回開催したと言っている意見交換かいは参加している公募委員の多数はこの意見交換会は成立していないと考えています。「道路は作る」ということが大前提の意見交換会で今度開かれる説明会も東京都はその前提で説明するでしょう。
この道路について意見を言いたい方は最大の機会です。ぜひいらして東京都に思いをぶつけてください。「意見なんて言えない」と思われる方も傍聴者が多くいることもとても大切なことですので、ぜひぜひ南小体育館に御集りください。
よろしくお願いします。






2018年3月4日日曜日

伐採する木を確認する立会い


武蔵野公園団体懇談会の3日後の3月1日、西部公園緑地事務所管理課から連絡があり、「ムジナ坂の東側の東京都管理地内の枯れ木を6本伐採する予定があるので、見にきてほしい」と要請がありました。はけ文とほたる村に連絡が入りましたが、今回は急だったこともありはけ文だけの参加になりました。安田、横須賀、はけ文の相談役の鈴木浩克さんにも立会いをお願いし、三人で夕方、ムジナ坂に集まりました。

東京都の職員と実際に施工する造園会社の方と5名の方々の案内で、ムジナ坂東側の林に入りました。ムジナ坂の東側にははけの道に面して住居があります。その上の林の木が枯れて住居の屋根に向かって倒れているので、危険を取り除くために伐採の必要があるとのことでした。実際に見てみると確かに枯れて倒れており、危険を感じる状況でした。

民家の屋根の方向に倒れかかる木。
 しかしそれらの木を切るために、足場を組むため周囲に生えている孟宗竹もかなり切ることになり、林がかなりすっきりとしてしまうと予想されます。昨年、ムジナ坂沿の木も枯れていることを理由に伐採されましたが、2本切るために周囲の雑木も切ってしまったので、かなり寂しい状態になってしまいました。

赤いテープが巻かれた竹が伐採されます。
切るのは最低限に留めてほしいこと、そして切った木はできるだけそのままその場に倒して朽ちさせてほしいとお願いしました。枯れ木は昆虫や菌類の住処になるからです。虫の減少が全国的に問題になっています。虫が減ることでそれを食料とする野鳥も減ってしまうからです。野鳥たちの住処である「はけ」の緑をできるだけ減らさないようにしていただきたいとお願いしました。
そして元気に見える木にも番号がふられていて、「これはなんできるのでしょうか?」とやりとりするうちに健康な木が間違えて切られることになっていたことが発覚!間違いは誰にでもあることですが、危なく健康な木を切ってしまうところでしたので、二重にチェックすることにしていただけてよかったと思いました。

説明を受けるはけ文メンバー。
今回、立会いをしてもう一つ判明したことが、ムジナ坂の東側にフェンスをつける予定だということです。この場所は東京都の管理地で、公園予定地ではありますが、まだ管理は公園ではなく東京都の管理です。そういう場所は整備する前段階として「管理」するためにフェンスで囲むものなんだそうです。しかしムジナ坂の横に高さ180cmものフェンスがつくのは受け入れ難いことです。その場でも「ここは小金井市の文化財のような場所です」とお話ししましたが、「管理なので」という回答しか得られませんでしたので、改めて文書でお願いをしました。今後もフェンスについては変更してもらえるよう要望していきたいと思います。
後日、東京都の西部公園管理事務所にお願いの文書を出しました。今後も他の市民団体と共に公園に要望と働きかけ、連携をしていけたらと思っております。

作業期間 3/5〜26
作業概要 枯木7本と竹167本を伐採、作業用足場5カ所
作業に関する問い合せ先:東京都建設局西部公園緑地事務所管理課 ☎0422-365-6954








                                       (報告、安田、横須賀)

武蔵野公園団体利用者懇談会に参加しました。

武蔵野公園団体懇談会は武蔵野公園で活動する関係団体及び管理者間での情報共有や意見交換を目的として一昨年から実施されているとのこと。今年度は2月26日(月)に開催されました。武蔵野公園指定管理者の西武・武蔵野パートナーズの主催で、東京都建設局西部公園緑地事務所管理課課長代理の宮﨑猛氏(課長代理)と同課の渡辺朗氏(武蔵野公園担当)を交え、ほたる村や野川自然の会などの自然系、遊パークやわんぱく夏祭り、貫井南児童館、まえはら学童、南小見守り班などの子ども系、はらっぱまつりやはけのおいしい朝市などのイベント系、その他に東町五丁目町会など、計16団体20名程が参加していました。はけ文は代表の安田、会員の松山が参加、副代表の横須賀ははけのおいしい朝市から参加しました。

会場は野川公園自然観察センター


はじめに西部・武蔵野パートナーズより今年度の取り組みとして、園内のサクラ再生プロジェクトや生物多様性モニタリングなどについてプレゼンがありました。
続いて各団体の活動紹介を行い、はけ文は道路問題と活動概要の説明&チラシ配布、その後「はけ&はらっぱの今後の管理について」と題した意見交換が行われました。




「はけ」については、公園北側の閉鎖管理区域の管理のあり方を問うもので、冒頭西部・武蔵野パートナーズより竹の大量伐採とそれによる成果(ギンラン等希少種の増加)について説明がありました。「はらっぱ」については、くじら山ふもとの野川沿いのカンタン保全やコスモス畑跡地の在来種植生再生の取り組みについて同様に説明がありました。
はけ文からは、先日のフィールドワークでお世話になった野鳥観察家の鈴木浩克さんにご協力頂き取りまとめた意見書を事前に提出しました。
参加者からは「黒い(深い)森を」「多様な景観の森を」「閉鎖管理区域に入れるようにして欲しい」「保全と利用のバランスを」などなど色々な意見が出ましたが、特に試験場側のケヤキやシラカシの巨木を60本程勝手に切ったことに非難が集中し、はけ文から「1本づつマーキングして伐採前に必ず市民団体へ相談して欲しい」と提案。他団体からも賛同の声があり、西武・武蔵野パートナーズも「検討します」と返答しました。
竹を一遍に大量伐採したことについても「暗い森を好む動植物が住めなくなる」希少種だけに着目せずに多様な生態系を」との意見が挙げられ、今回の伐採地の西側ムジナ坂との間に残る部分については慎重に進めるよう要望が出されました。

道路問題と整備計画についてはけ文から東京都に質問したところ、「(縦割りで申し訳ないが)公園管理部門なので答える材料が無い」とのこと。
東京都という一つの組織の中で普段公園を管理している部署に相談が無いことは納得できない、(横の繋がりをもって)公園管理の視点から積極的に働きかけて欲しいとの意見を要望しました。

全体としては、このような公園のあり方について情報や意見を交換する場が重要であって、これからも重ねていく(必要に応じては小規模な分科会的に)との話になりました。

                       (報告・はけ文、松山勇樹、横須賀)


2018年2月28日水曜日

3・4・11号線 整備に向けた説明会が行われます!!

【3・4・11号線 整備に向けた説明会】
東京都建設局は、2度に渡り平行線に終わった“意見交換会”のち、大規模な説明会を準備しています。正式発表はまだですが、2/22に2日間の説明会のための業務委託を(株)フェスタル関東が、140万4000円で落札しました。
開催時間はおおよその予定なので、詳しくは市報3/15号でお確かめください。続報が入り次第、こちらでもお知らせします。
※画像は、当会が作成したイメージ図です。
東町5丁目の現道の全くないところを住宅を立ち退かせて、はけを分断し野川、武蔵野公園の野球場をどかせて東八道路まで抜ける道路計画です。
構造について、東京都は橋梁のイメージを示していますが、詳細は未定です。
幅員18m、交通量は一日に1万台以上。
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3・4・11号線 整備に向けた説明会
時:2018年3月25日(日)14:00-15:30※
  2018年3月26日(月)19:00-20:30※
※時間は予定
会場:小金井市立南小学校体育館
主催:東京都建設局 道路建設部計画課

この問題を広く知っていただくため、はけ文では説明会の日時を知らせるチラシを作成しました。これから小金井市内外の方々に拡散していきたいと思います。SNSなどでぜひご協力ください。



2018年2月20日火曜日

【市民が作る自主講座】第3回フィールドワーク報告


今年度の自主講座の最後は武蔵野公園のフィールドワークでした。1月21日(日)10〜12
時、講師に野鳥観察家の鈴木浩克さんとキノコに詳しい井口七穂さんを迎え、武蔵野公園
内を散策しました。
はけ文メンバーの安永千秋さんの感想文です。ぜひお読みください。



穏やかな武蔵野公園を散策
その日はあの、都内に大雪が降った前日の日曜日だった。武蔵野公園の上に広がる空は
穏やかに晴れていた。集合場所に着くと、もう子供を含めて沢山の人達が集まっていた。
野鳥観察家の鈴木浩克さんの話を聞くのは2回目。一度目は屋内での講演会だったが、今
回は武蔵野公園で実際に鳥を見ながらという事で、とても楽しみだった。

スタート地点で今日の概略を説明する鈴木浩克さん。
右となりは井口七穂さん。

私は自分の家の庭に来る鳥や、散歩の途中で見かける鳥を眺める位で、バードウォッチン
グらしい事はしたことがない。集まった皆さんが双眼鏡やカメラを提げているのを見て、
しまったと思ったが、鈴木さんが用意してくださった望遠鏡のおかげで、ちゃんと野鳥を
見ることができた。

  
同じサギかと思ったら
武蔵野公園を野川に沿って歩き始めて、すぐスズメやカルガモ、ツグミ、ジョウビタキ等
が見られた。田んぼを挟んではけの斜面に生えている木に、アオサギ、ダイサギ、コサギ
が止まっていた。サギ達はこのあたりでよく見るが、3羽そろっているのは初めて見た。
トビやオオタカなどの猛禽類もいるそうだが、こんな大型の鳥が生息するには、食料の魚
や小動物も相当数必要だろう。

はけの斜面にアオサギ、ダイサギ、コサギが並んでいた。
親子とかに見えたが違う種類のサギだった。
遠くのサギを観察。そして田んぼにくる鳥たちも。
子どもたちは日頃親しんでいる公園で遊びながら観察。

野鳥にとっての最良の環境とは
カラスについては、ハシブトガラスとハシボソガラスの鳴き声の違いを教えていただい
た。ハシブトの方が澄んだ声でカア〜、カア〜と鳴く。カラスに限らず小鳥もそうだが、
注意して聞いていると、必ずどこからか返事があって、鳴き交わしているのがわかる。人
間の脳は、関心のない情報をスルーしているらしく、車や電車の音に気が付かないことが
あるが、鳥の声に関心を持って聞いてみると、会話の内容を小耳に挟んだり出来るように
なるだろうか。
 野川を渡って公園の苗圃の側に入ると、コゲラがきれいな丸い穴を空けた木があった。穴
は一本の木に3つばかりもあって、幹には茶色い乾いたキノコがびっしりと付いている。
菌類が内部まで入り込んだ木は弱っていて、鳥にとっては穴が空けやすいのだそうだ。
様々な生物の住処にもなる。その意味で、枯れかかったり弱っている木も、すぐ切って処
分してしまわずに、そのまま置いておく事は大事だそうだ。無駄なものは自然界にはない
ということだろう。

コゲラが開けた穴を観察。気が弱っていてキノコも出ている。

折れた木の枝が木に引っかかっていた。
その先からキノコが出ている。

野鳥、植物の話をしながら公園整備についても
きちんと話してくださる鈴木さん。人のための整
備と野鳥のための整備は違うことがわかった。
武蔵野公園にはキノコがいっぱい
菌類に詳しい井口七穂さんには、いろいろなキノコを見せていただいた。木の下の地面に
生えていた、カップ型の黒いキノコは、教えてもらわなくては自分では絶対に気が付かな
かっただろう。木の幹に付く小さなキノコや、粘菌も。これから寒さが緩んで春になれ
ば、またもっと多様な生物が見られるのだろう。これは、せっせと見に行かないと勿体な
いな、と感じた。ただし、踏み荒らさないように気を付けて。




図解でとてもわかりやすくきのこについて説明して
くださる井口さん。






「この辺にあるはず」と私たちには全く見えないが
井口さんが落ち葉をよけるとキノコが出現。



コップのかたちをしたキノコ。


野鳥の話を通して感じた公園の重要性
鈴木さんの話で特に印象に残ったのは、カワセミの話だった。近年、武蔵野公園沿いの野
川でも見られるカワセミだが、元々は自然豊かな清流に住むイメージが強い。が、護岸工
事等で川の土手がコンクリートで固められてしまった所で、その間の排水口などに巣を作
ってみる「パイオニア」がたまにいて、それがさきがけとなって、生息域が広がり、種が
生き伸びるような事が起きているそうだ。野鳥も変化に適応しているのだ。個体差もある
し、コミュニケーションも取り合い、子を育てて生きている。
そうした生物の生きて行く場所を、自分たちの都合でひたすら破壊して来たのが人間なん
だなあ〜と思う。この調子で破壊や温暖化が進むと、本当に地球は保たないな。という事
に、みんな気づいてないはずはないのに。人間も生きていかなくてはならないが、もう少
し賢くなって対処しないと、先は長くないかもしれない。とりあえず私達に出来る事は何
だろうか?まずは、身近な環境と問題について、もっとよく知ることではないか。そし
て、他の人にもこの場所の大切さをもっと知ってもらいたいと思う。



貴重な経験を得られて、とても良い機会でした。鈴木さん、井口さん、はけ文の皆さん、
ありがとうございました。
                           (はけ文会員・安永千秋)



この日の参加者は大人27人(講師2・スタッフ3含む)、子ども5人、賑やかな観察会になりました。「野川自然の会」会員で野鳥に大変お詳しい丹羽康勝さんも双眼鏡を貸して下さったり、当日も終始サポートしてくださいました。ありがとうございました。


当日は野鳥、キノコの写真が撮れなかったので、別日に鈴木さんと井口さんが撮った
写真でご紹介します。
観察できた野鳥
スズメ、モズ(声)、カルガモ、ツグミ、ジョウビタキ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、カシラダカ、アオジ、カワウ、シメ(声)、ムクドリ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヤマガラ、コゲラ、カワラヒワ、トビ。


マヒワ。

カワセミ。

コサギ。

モズ。

ツグミ。

エナガ、巣立ち雛。

エナガ巣作り。



ハタケチャダイゴケ(ハラタケ科チャダイゴケ属)。

マヤラン。

ベニタケ科のキノコ。

ザラエノハラタケ近縁種(ハラタケ科)。







2018年1月30日火曜日

【2018年1月26日】意見交換会の報告

小金井都道計画は住民自治よりも着工優先か
 第2回「意見交換会」レポート

東京都建設局が1月26日夜に小金井市内で開いた、都道3・4・11号線計画の意見交換会。前回、住民側からの主な要望である「都道計画の見直しも含めて議論すること」「都市整備局の出席」を都が持ち帰り、検討することになっていた。今回、都はいずれも拒否し、都道建設が前提であるとの姿勢を強調。会は紛糾し、今回も都は計画の概要説明に入れなかった。

■回答遅延で文書配らず 「工作」駆使してゼロ回答

 会の冒頭で都は、前回持ち帰った要望に対する見解を示そうとした。ところが都は見解をプロジェクターで示すにとどめ、印刷して参加者に配布しなかった。しかもこの中で都は、計画の必要性について従来通りの主張を繰り返した。
 これに参加者からは「要望への答えになっていない」「イエス・ノーで答えて」などと発言が相次ぐ。私も「重要な説明なのになぜプリントがないのか」と質問したが、都担当者は「自分の口から説明したかった」と述べるのが精一杯だった。
 一連のやり取りで都は、●道路は必要であり、計画を前提とした意見交換を行なう●都市整備局は出席しない●パブコメの内容を踏まえて計画を進める、などと見解を示した。前回の住民からの要望に都は「ゼロ回答」した形だ。
 これに参加者からは「(結論ありきで)議論なんてありえない」などと反発。懸案だった都市整備局の出席など、前回からの持ち帰り課題に対して都は開催直前まで「検討中」として是非を明らかにしてこなかった。見解を資料配布しなかったこととあわせ、都がゼロ回答への批判をかわそうと、「工作」に腐心した様子がうかがえる。

住民側の要望に対する都の見解を説明する
東京都建設局の徳差宣・事業化調整専門課長(写真奥)。


■住民「納得行く説明ない」

「野川やはけ一帯は市民だけでなく都民にも貴重な自然遺産。外来種が14%しかいないのは極めてまれで、日本固有の生物種の遺伝子の宝庫であり、道路建設と両立しない」
「私は(道路計画地にかかり)家を取られる立場。人の生活を壊してまで道路を作る必要性がわからない」
「ほんとうに必要なら納得するが、大きな犠牲や払い費用を使ってやらなければならないのか」
「道路ができるのは30年、40年後になる。ちゃんと議論する場を設けて欲しい」
 都道計画に対しては今回も、参加者からこれらの意見や疑問が相次いだ。しかし都は、「(都市整備局が同席し、見直しを含めた議論を行なうよう昨年12月に)全会一致で可決した市議会議長の意見書を無視するのか」との指摘にも「届いており、拝見している」とのみ答えるなど、住民と対話する姿勢は希薄だった。
 一方で都担当者からは「通常ならば(まず)測量に乗り込む、というプロセスが普通」「そもそも論は考えていない」「事業ありきと問われれば、工事の着手を考えたい」などと、住民合意よりも着工を急ぎたい都側の本音が垣間見える場面もあった。

■地域で解決する枠組みを

 こうした中、参加者からは計画に賛成する発言も1件あった。「二枚橋近くに住んでおり、長年苦しんできた。防災、生活道路を考えたときにぜひ作って欲しい」。
 散会後、発言をした方に計画賛成の意見を直接うかがいたいと思い、あいさつをした。その方は「生活道路なのに交通量が多く困っている。そもそも論ではかみ合わない。計画予定地に住む人は、その段階で計画を知っていたのでは。(道路の必要性は)都が説明している通りだと思う」という趣旨のことを話してくれた。
 二枚橋付近の生活道路がクルマの抜け道になっていることは、私も小金井市民なので知っている。狭い道で、すれ違うクルマで道がふさがれそうになる場面も見かけた。しかし、小さくない環境負荷や住民移転をともなう形で新たに道路を作るだけが解決策なのか。

 
また、そもそも住民に計画予定地であることが事前に伝わっていたかは疑問もある。「はけの自然と文化をまもる会」の安田桂子さんはこう指摘する。
 
「私も何人かの地権者に話を聞いたが、不動産屋の重要事項説明は形ばかり。『50年以上放置されているのだから今さら都道はできない』などと言われて土地購入の契約に至ったケースもある。また、計画決定前から住む住民は、家を建て替える際に数回に渡り市役所に確認に出向いたが、毎回同じ「当分道路は出来ない」という回答だったと証言している。都は計画決定に際して、地権者への個別のお知らせなども一切していない」
 住民のあいだには様々な経緯や立場、考えがある以上、道路計画をめぐっても住民の利害がかみ合わないのは前提といえる。だからこそ住民どうしが話し合い、解決を探る必要がある。当日、参加者から「いろいろ課題はあるが『道路を作らずに解決できる手法を一緒に考えましょう』という説明会なら、私たちは一生懸命意見を言いたい」との発言があったことは明記したい。
 その手間をはぶき、テクニックを駆使して着工を急ごうとする行政の手法は、住民の間に亀裂をうむ。つまり今回の小金井都道計画で都は、防災や利便性向上という大義名分のもと、地域に分断を持ち込もうとしていることにならないか。都は3月の住民説明会開催に向け、すでに会場を仮押さえしているという。

 斉藤円華(市内在住、ジャーナリスト。はけ文会員)


*便宜上、第2回意見交換会と書いていますが、意見交換会は開催はされたけど成立はしていないというのが参加したはけ文としての見解です。



◎東京都からの出席者

【建設局道路建設部】
五反田八紘
今泉浩
得差宜

【建設局北多摩南部建設事務所】
梅津嘉忠
深津岳彦
中島和久

ほか、コンサルタント2名

◎小金井市からの出席者(オブザーバー)

【都市計画課】
田部井一嘉

大谷桂輔