2022年4月26日火曜日

神宮外苑の樹木伐採に反対する要望書を提出しました。

 はけの自然と文化をまもる会は、神宮外苑の樹木伐採に反対する要望書を東京都都市整備局に提出しました。

日頃は小金井市の主にはけ周辺のことに関して活動している私たちですが、今回なぜ都心の神宮外苑の問題に意見したのかというと、神宮外苑は東京都の象徴的な緑地であり、この破壊は都民のアイデンティティの破壊だと考えるからです。それに神宮外苑周辺には地元住民というのは少ないのでもっと広く捉え、これは都民はすべての問題ではないかと考えました。

樹齢100年を超える私たちよりも長く生きてきた樹木を、寿命が尽きた訳でもないのに開発のために簡単に伐採する。神宮外苑の緑地は単なる緑ではなく都民が育んできた文化です。

署名もたくさん集まっているようですが、なかなかそれでも東京都が考えを変える様子がありません。小さな市民団体ではありますが、要望書というかたちで提出しました。




2022年4月24日日曜日

小金井市議会超党派有志が東京都に申し入れ

 2022年4月22日、小金井市議会の超党派有志が東京都に対し、都市計画道路3・4・11号線外と3・4・1号線の見直しを求め、申し入れを行いました。

※写真左から村山秀貴、水上ひろし、森戸よう子、坂井えつ子、
都建設局道路建設部計画課の妹尾健司課長、都市整備局都市基盤部の髙橋栄二課長、
安田けいこ、白井亨、たゆ久貴の各市議。

2015年にはけと野川の自然を破壊する都市計画道路問題が起きてから、小金井市議会は見直しを求める意見書を11本も上げてきました。直接東京都へ出向いての申し入れは2回目、今年改選された新しい議会としては初めての申し入れでした。

この場の設定に向けては、小金井市選出の漢人あきこ都議が中心となり、都議会5会派(立憲民主党、共産党、自由を守る会、生活者ネットワーク、グリーンな東京)で副知事に要請し、今日も4人の都議が同席されたそうです。都議会の中でもこの都市計画道路問題を認識していただけたのではないかと思います。議員と市民が団結してこの問題に取り組めていることがとても心強いです。


前列左から上田令子、漢人あきこ、里吉ゆみ、岩永やす代の各都議。



今回の申し入れの注目すべき点は、道路を実際に建設する東京都建設局だけでなく、道路計画を決定した都市整備局が同席したことです。市民がいくら要望しても整備局が説明会には出てきませんが、都議からの要請があれば可能なのです。今度はぜひ都市整備局、建設局、都議、市議、市民で意見交換できる場を設けていただきたいと思います。(横須賀・記)