2016年11月12日土曜日

シンポジウム「はけの新時代」開催のお知らせ

はけと地域連携をテーマにしたシンポジウムに、
はけ文共同代表の安田が登壇します。
当日配布する「はけの概略図」作成とリーフレットのデザインを担当しました。

会場の東京経済大学 大倉喜八郎 進一層館は、
はけの森に包まれるように建つ、素晴らしい建築物です。

パネラーは各分野から多彩な顔ぶれが揃いました。
「はけ」を大きな視点から見ることができる、またとない機会です。

ぜひご参加ください。事前申し込みは不要です。
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シンポジウム「はけの新時代」
国分寺崖線の記憶を編み、はけの地域連携を績む

「はけ」とは何か。東京郊外に形成された河岸段丘は、都市に湧水と緑をもたらし、美しい景観を作ってきた。この地形の果たしてきた役割を、歴史や文化、都市計画など多方面から検証し、なぜいま「はけ」なのかを問う!

●開催日:11月25日(金)15:00~17:30
●場所:東京経済大学 大倉喜八郎 進一層館 Forward Hall
●主催:東京経済大学地域連携センター
●後援:国分寺市・小金井市・三鷹市
(認定NPO)日本都市計画家協会
●協賛:(一般)財団法人セブン-イレブン記念財団 ●企画・はけの学校 
〈プログラム〉
- はけの歴史 東西お寺の今昔対談-

深大寺八十八世住職・張堂完俊 × 前国分寺市長・星野信夫

- ディスカッション -

コーディネーター:尾崎寛直(東京経済大学准教授、同地域連携センター運営委員長) 
パネリスト:林 徹(国際基督教大学考古学講師)/藤田樹生(東京都環境局自然環境部緑環境課)/ 藤木千草(国分寺地下水の会会員)/藤崎正男(小金井市環境市民会議副代表)/ 徳永直秀(小金井市下水道課業務設備係)/東 伸明(野村不動産株式会社)/ 土肥英生(NPO法人グリーンネックレス代表理事)

- はけって何? -

安田桂子(「はけの自然と文化をまもる会」共同代表)

総合司会進行:高浜洋平(「めぐるみLabo&Cafe」主宰) 
(敬称略:順不同) 

《はけの学校からのお知らせ》
はけの学校は、はけの写真やはけに関する書籍、新聞記事などの資料を集めた「はけのライブラリー」を 国分寺崖線周辺に設置します。ご提供いただける方はお気軽にご連絡ください。写真など貴重なものは、 複製をとらせていただきます。

連絡先:「武蔵野から」編集室
住所:東京都小金井市本町 5-7-16 TEL: 042-385-7025 E-MAIL:

2016年11月9日水曜日

【ご報告】武蔵野はらっぱ祭りに出店しました。

11/5,6 第28回武蔵野はらっぱ祭り出店のご報告

レポート:安田桂子(はけ文共同代表)

立ち寄ってくれた方とブース前にて。

都市計画道路「小金井3・4・1号線」「小金井3・4・11号線外」2路線ともに計画線にかかっている都立武蔵野公園で、毎年市民が手弁当で開催するお祭り「武蔵野はらっぱ祭り」。会場のくじら山下はらっぱは、はけにかかる3・4・1号線予定地がよく見える立地です。この場所で道路問題をアピールしない手はない!というわけで、2日間にわたって展示出店させていただきました。

はけ文ブースでは、都市計画道路の詳細な住宅地図や、道路の完成イメージ図、昔の野川やはけの道の写真を展示し、この日のために新たに作成した地図入りのカラーチラシを来場者に配りました。
隣りでは「道路問題を考える小金井市民の会」のみなさんが、計画の見直しを求める要請書に添える都知事宛の署名を集めました。

カラーチラシの受け取りもよく、用意した1,000部が2日間でほとんどはけるほどでした。署名合計は724筆だったそうです。また、はけ文活動費カンパは12,421円のご支援が集まりました。
2つの会が連携した結果、多くの方に足を止めていただき、多少でも周知が進んだのではと思います。
配布したカラーチラシ。裏は計画道路地図。

立ち止まって道路地図に見入る方、完成予想イメージ図に驚かれる方、「道路問題どうなってるの?」と質問する方、様々な反響がありました。まだ計画を知らない方が多いという印象を持ちました。計画を知っている方でも、実際どこに道路が通るのか知らなかったり、まったく違う場所だと思い込んでいる方もいました。

小金井市議会で見直しを求める陳情が採択されたので、もう大丈夫と思っている方も複数いらっしゃいました。「この計画はもうなくなったんでしょう?」という認識をお持ちの方へは、進まないことはあっても計画そのものが無くなることは残念ながら無い、ということを説明しました。

今回多くのみなさんとお話ができたことは収穫でした。その中でも特に、子どもたちの反応に希望を感じました。
暖かくお天気だったので人出も多く賑わいました。

はらっぱ祭りに来ていた小学生たちが、パネル展示に反応して「ムジナ坂なくなっちゃうの?嫌だ」「環境破壊はダメ」と口々に言い、自ら署名をしてくれる子も何人かいました。おこづかいからカンパを出してくれた子まで…。「(立ち退きで)友だちの家が無くなっちゃう」と心配する子、後片付け中に「まだ署名できますか」と言ってきてくれた女の子。みんなはらっぱで駆け回って遊んで育っている子どもたちです。この素晴らしい環境を彼らに手渡すために大人ががんばらないと、と改めて思いました。

また、足を止めてくれる外国人がとても多く、署名も積極的にしてくれました。特に欧米人は環境問題に対する感度が高いと感じました。

2日ともに晴天に恵まれ、有意義な活動が出来ました。
ご協力いただいたみなさん、はらっぱ祭り実行委員会のみなさん、
市民の会のみなさん、本当にありがとうございました!!


【お詫びと訂正】
はらっぱ祭りで配布した地図に、一部不正確な部分がありました。

連雀通り「セブンイレブン」マンション「エクセレントA棟」「エクセレントB棟」
「ムジナ坂」のポイント赤丸と文字表記が、2.5ミリ程度下にズレていました。
画像は修正したものです。


お詫びして訂正いたします。申し訳ありませんでした。

詳細な地図は小金井市都市計画課の窓口で閲覧できるほか、
東京都都市整備局のホームページでご確認ください。




2016年11月8日火曜日

市民が作る自主講座の第二回を開催します。

11月13日(日)「はけの野鳥が教えてくれたこと」と題して、野鳥観察家の鈴木浩克さんの講演会を開催します。小学生から野鳥観察を始めて、野鳥を通して自然に親しみ、自然の大切さを強く感じてきた鈴木さん。はけ周辺の野鳥にもとても詳しいです。
道路問題研究も長年されておられます。お仕事は自主流通グループで有機野菜の配達をされていて、毎日車でこの周辺を走っているのでドライバーとしても道路のことを日々観察している鈴木さんです。
鳥の鳴き真似も抜群にうまい!是非聴きに来てください。

11月13日(日)午後2〜4時
小金井市貫井北町公民館学習室AB
保育あり(要事前申込)
聴講のみの方は申込不要です。