2019年10月15日火曜日

小池都知事と西岡市長の面談が行われました。

東京都の全首長と小池都知事の面談が行われ、1010日午後、小金井市の西岡真一郎市長も都庁で小池百合子都知事と10分ほどの面談し、
ユーチューブでそのすべてが公開されました。
今回の面談では都市計画道路問題について言及すると事前に明らかにしていた西岡市長ですが、今回はこの問題を面談冒頭に議題に。これには市長の意気込みを感じました。しかし、その内容は以下に文字起こししましたが、用意した文面を読み上げるスタイルで「反対」どころか「見直し」も強調されず、
「丁寧に」という要望ばかりが目立った結果、これまでのやり取りから一歩も出ないままに終わりました。
私たちは「自然環境に配慮した道路建設」はあり得ないと考え、9日の道路関係の市民と市長との面談の場でもそのように市長にお伝えしてあります。そのように小池都知事に伝えて欲しいとお願いしましたが、伝えてはいただけませんでした。
今後も小金井市、小金井市議会の動きを注視していきたいと思います。

12/8に予定されている小金井市長選と市議補選では、この問題に関する候補者の考えをアンケートで各候補の考えを明らかにし、市民のみなさんへ広くお伝えする所存です。


↓↓↓youtube冒頭10分くらいから始まります↓↓↓


以下、文字起こし全文です。

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20191010
小池都知事×西岡市長 意見交換

①第4次事業化計画に選定された2路線についての要望

西岡市長

2路線について、小金井市のとても貴重な財産である国分寺崖線や都立公園などを通る計画となっていることから、市民や市議会の皆様方から多数の意見が寄せられており、地元の理解がとても重要です。私としましては、都市計画道路3411号線については、都市計画マスタープランを尊重する立場でございます。しかしながら、この間、市民の理解の進展が十分であるとは言えない状況です。現時点では、事業化に賛同いたしかねます。環境への配慮など、市民の理解を深めるための市民との意見交換の機会を、ぜひ継続していただくとともに、その運営方法について、これまで以上に工夫していただくよう、引き続きていねいなご対応を市長として強く要望いたします。なお、都市計画道路341号線につきましても都市計画マスタープランを尊重する立場でもあり、市長としてその見直しを求めます。2つの路線につきましては、引き続き丁寧に対応していただくとともに、ぜひ小池都知事には現場にお越しいただき、現地をご覧いただきたいと、あらためて要望いたします。
また、今後の進め方について、特段のご配慮をお願いいたします。


小池都知事の回答

都市計画道路小金井3411号線、341号線についてのご意見いただきました。広域避難場所へのアクセスの向上であるとか、生活道路への通過交通の抑制など、地域の安全性の向上などに資する重要な路線であると考えております。今お話ありましたように様々な意見があることを承知いたしております。また、西岡市長も何度か「丁寧に」という言葉を繰り返されました。都といたしましても様々な意見があることをベースに、丁寧に対応してまいりたいと考えております。

西岡市長


都市計画道路に関しては意見交換の場というものを非常に重要だと思っておりまして、ぜひ、これまでの経過をふまえて、より工夫もしていただいて、意見交換を継続して開催していただきたいと思います。これは何事もそうですが、出発点だと思います。