2019年10月9日水曜日

西岡市長がまた小池都知事と面談します!!

明日、10月10日に、東京都の全首長と小池百合子都知事の面談が予定されています。
それに関して先日から小金井市議会では西岡真一郎市長が都市計画道路についてどの都知事にどのような発言をするのか、複数の議員から質問が出ていました。その答弁の中で西岡市長は「都知事との面談に私なりの決意を持って臨む」というようなことを言われるのですが、具体的に何を発言するのかと質問されると「3・4・11号線は、現時点では、賛同できる状況でないと申し上げている。地元の市長としてそういう認識があるならば、東京都は事業化できないと、私は信じている。東京都がいろんな事業をして理解を求めようとするのは、事業主体は東京都ですから、それを地元の市長としてどう判断するか、根幹は市長ですから、市長としての判断が重要であり、東京都は、市長が了解していない事業化は強引に進めることはできない。市長と東京都の調整が付かない状況で、強引に進めることはありえないし、許されないのではないか」と答弁。この西岡市長の発言は一歩踏み込んでいるとも受け取れるし、そんなに今までと変わらないとも取れます。誰が聞いてもはっきりと「反対」という意志を都知事に伝えなければ意味がない。議会でもなんども様々な議員から質問して、市長の決断を求めましたが、決定打は出ませんでした。

このままでは心配なので、「都市計画道路を考える小金井市民の会」と「はけの自然と文化をまもる会」では市長への面談を申し込み、一緒に今朝(10月9日)8時15分から30分弱、緊急に時間を取っていただき、市長室で西岡市長と面談させていただきました。
市民側の参加者9名、小金井市側は市長、都市整備部長と課長の2名が出席。参加した市民一人一人から発言し、市長へ明日の都知事との面談内容について確認とお願いをしてきました。
面談冒頭に市民側から「今のままでは市長の考えというのは東京都に明確には伝わっていない。今回こそはしっかりとした言葉で伝えていただきたいのでお願いに来ました」と発言しましたが、今日も市長から出てくる言葉も議会と大きく変わらず「現時点では賛同できない」とか「環境に配慮しない道路計画は受け入れられない」などの発言が続いたので、「環境に配慮された計画になったり、住民の合意が取れたということになったら賛成するのか?それは何を根拠にどうなったら合意が取れたということになるのか教えて欲しい」とか「環境に配慮した道路というものはあり得ない。環境に配慮できないのでこの計画には反対ですとはっきり言ってきて欲しい」との意見が次々と上がりました。

市民の願い、議会での決議、いろいろなものを背負って、明日は小池都知事との面談に臨まれることと思います。ぜひネットで傍聴して市長がしっかりと踏み込んだ発言されるかどうか、しっかり注目していきましょう。

小池都知事と西岡市長の面談は明日10日(木)13時20分から20分間です。
こちらから見られるようです。