はけ文では先日の都市計画道路3・4・11号線の説明会の後、小金井市選挙区選出の東京都議会議員、つじの栄作氏に、質問状を出しました(4月1日)。
つじの氏は「お預かりした質問に真摯にお応えするためには指定の締め切りでは時間がありません。」と言われ、1ヶ月後を締め切りにしてほしいと言われ、4月末日に回答をいただくことができました。
以下、はけ文からの質問とその回答ですので、お読みください。
【はけ文からの質問1】
都市計画道路「小金井3・4・11号線」の整備を進めようとする東京都に対し、市議会を含めた市民側の理解が得られていない現在の状況は「都民ファースト」とはほど遠い状態と言わざるを得ません。現状をふまえ、都議のご見解をお伺いします。
【つじの氏の回答1】
総体的に言えば、私の東京都議会議員である今の立場は小金井市の皆様の安全や幸福や利益の追求のみならず、東京都全体の利益をはかるよう考え、行動しなくてはならないものです。今回の道路に関しても賛成する意見も多数いただいています。この辺りが、ご指摘の市議会議員の皆様と立場や発想が異なるところだと思います。
また、都民ファーストの会は先の都議選で公約の一つに「多摩格差の解消」を掲げ、結果私は小金井市民の皆様に付託されることになりましたが、区部と比較して多摩地区の都市計画道路の進捗状況は遅れている現状があります。小金井市をはじめ多摩地区の道路ネットワークの完成を通じて多摩地区が区部と遜色ない安全で豊かな生活を目指すことは「都民ファースト」に偽りはないと確信しています。
同様に公約として私は精神科医でもあり、皆様の意見を良く拝聴して、それを都議会に届けると約束しました。約束どおり皆様の御意見はよく伺い、都議会に届けます。
まだ、確約はできませんが、今後私は第2回定例会、あるいは第3回定例会にて一般質問する機会があると思いますが、都市計画道路に関して地元の方のご意見として、多様なものがあると当局に質疑したいと考えています。
はけの自然と文化を守る会の皆様はじめご指摘のある野川の自然環境などに関しては最大限の配慮が必要なのは言うまでもありません。
皆様の御意見を尊重し、今後も引き続き皆様と当局との話し合いが秩序あり、論理的で建設的なものであることを期待します。
【はけ文からの質問2】
2016年7月に行なわれた都知事選で小池百合子氏は、当会が実施した公開アンケートで、「知事に就任させていただきましたら、実際に巡視し、小金井市、小金井市議会、地域住民の皆様とも対話し、優先整備路線に位置づけることが不適切だと判断される場合には、必要に応じ、見直しを進めていきたい」と回答しましたが、果たされていません。都議のご見解をお伺いします。
【つじの氏の回答2】
私が都議会議員として選出される以前の市民の皆様と小池都知事のやりとりについてはコメントは差し控えます。
【はけ文からの質問3】
小金井選出の都議として、市民のために何ができると思われますか。
【つじの氏の回答3】
小金井市選出の都議会議員として私は小金井市民の皆様の市民生活を送る上での質の向上、安全で豊かな生活を目指すところに全力を尽くします。同時に東京都議会議員の立場から東京都全体の利益、日本の国益なども最大限考慮しながら思考・行動しなくてはなりません。全ての市民の方々のご意見をそのまま実行に移すことは困難ですが、今後5年後、10年後、20年後、次世代に渡って結果的に小金井市が東京都と共に発展し輝けるよう長期的な俯瞰的な視野を持って都政に精力的に取り組み、皆様のご期待に応えるべく努力を継続します。
【はけ文からの質問4】
都は来年度以降も、“意見交換会”を実施する、としています。
傍聴する意志があるかどうか、お聞かせください。
【つじの氏の回答4】
小金井市の皆様のご意見や主張を拝聴するのは公約ですので、意見交換会は積極的に出席させていただきたいと考えています。
ただし、同日同時刻公務その他優先的な配慮が必要なイベントなどあれば、意見交換会にはやむ無く欠席させていただく場合もあります。その際も皆様や当局等より逐一意見交換会の様子の説明を受け、皆様の御意見、お考えは常に知っている状況を維持していきます。」
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