2025年6月4日水曜日

2025都議会議員選挙・立候補予定者へのアンケート実施しました!

2025年6月22日投開票で都議会議員選挙が実施されます。

立候補を予定されている4名の方に都市計画道路小金井2路線についてアンケートを実施しました。皆様からご回答をいただくことができました。ご協力いただき誠にありがとうございました。

都市計画道路3・4・11号線外と3・4・1号線は、どちらも東京都が施工する道路なので、小金井市選出の都議会議員がこの道路についてどういう考え方を持っているかはとても重要です。ぜひ投票の参考にされてください。


立候補を予定されている方は以下の方々です(50音順)

自由民主党(新) 大澤つとむ氏

無 所 属(現) 漢人あきこ氏

再 生 の 道(新)  すけだ雄也氏

国民民主党(新)  堀口ひなこ氏


以下の回答と同じものをこちらからPDFでご覧いただけます。印刷したりする場合はこちらをご覧ください。

https://drive.google.com/file/d/1eLxR4AauQBxf8jT0Edd0C3IVi_VycBUh/view?usp=sharing



【質問1

都市計画道路「小金井3411号線外」(南北線)に関して下記の選択肢の中から最も近いものをお選びください。

【質問2】

都市計画道路「小金井34・1号線」(東西線)に関して下記の選択肢の中から最も近いものをお選びください。

(両方の回答を表にまとめました)





【質問3】
小金井市議会では上記二本の路線について、「計画の見直しを求める意見書」や「計画の見直しと誠意ある対応を求める意見書」など、合計12件もの見直しの決議をし、意見書を東京都に提出してきました。それにも関わらず、東京都は粛々と計画を進め、昨年11月にもオープンハウスを開催し、道路計画についての市民へ説明しました。

この現状についてどう考えますか。









<その他と回答した方の記述部分>
堀口ひなこ氏

3•4•11号線については、災害に強い街づくり、医療機関へのアクセス向上といった観点で、重要な道路だと考えています。 東京都と連携し、近隣住民と丁寧なコミュニケーションを取りながら、最大限に環境に配慮しつつ、推進していく必要があると考えます。 野川の緑も大切ですが、皆様の命を守ることも大切です。 また、既に府中につながる側の道路工事も進んでおり、中止した場合の近隣自治体への影響も考慮する必要があります。 3•4•1号線については、前後の道路ができていない事に加え、はけがあるため建設難易度が高く、作るメリットよりも作った場合のデメリットが大きいため、建設見直し・中止も含めた慎重な判断が必要だと考えます。





【質問4】

東京都は将来予測として「交通量が増加」することを大前提に、事業化計画と優先整備路線の選定を行っています。

小金井の2路線が選ばれた理由は、それを前提として、小金井街道などの「周辺道路の渋滞を緩和」のためであり「自動車交通の円滑化」させることでした。 優先整備に決まってから、この約10年の小金井市内の交通量についての認識をお聞きします。








<その他と回答した方の記述部分>

堀口ひなこ氏

ここ10年については、どちらかと言うと減少傾向であると認識しておりますが、令和11年に西武多摩川線多摩駅に大型商業施設ができることなどを鑑みると、交通量が増える可能性はあると考えています。





【質問5

最後の質問です。小金井市の都市計画道路問題について、現状や課題をどのように認識し、当選した場合は都議会議員としてこの問題にどう取り組みますか?お考えを教えてください。 

 (自由記述、200字以内でお願いします)


大澤つとむ氏

 小金井市は災害に強く安全で安心な都市基盤を目指し、都市計画道路の整備推進を行政計画に明記しています。道路は災害時の避難、救助、消防活動等において不可欠で、市民の生命と財産を守る上でも重要です。一方、東京都においても強靭な首都東京の実現に向け、道路整備を含む都市インフラの強化が進められており、小金井市の都市計画道路問題につきましても都と市が連携し丁寧に取り組む必要があると考えます。


漢人あきこ氏

 「小金井2路線」の優先整備路線としての事業着手の期限は来年3月です。都が策定中のその後の「新たな整備方針」において、「内容再検討路線」にすることを求めます。交通量も減少傾向は明らかで、一方「自然再生地域」であり、生物多様性の保全の重要性は高まっており、道路の是非も含め、見直しが必須です。それが小金井の民意です。50年前から市民と市と都が連携して、再生、維持してきた自然環境を次世代に手渡しましょう。


すけだ雄也氏

 整備の必要性、自然環境への影響、安全性に関する根拠に基づく説明、市民への対話プロセスが不十分な限り断固反対致します。私自身、幼少期に小金井市の自然に育まれました。今でも当時の記憶は鮮明に残っております。次世代のためにこの自然遺産は守るべきと考えます。ただし、小金井3・4・11号線の「小金井公園と広域避難場所である武蔵野公園の接続」「災害時の救助活動や物資輸送強化」「防災性の向上」に関しては議論が必要と考えます。首都直下型地震は今後30年に70%の確率で起こることが専門家によって予測されております。災害対策として都市計画道路の整備の必要性について定量的な効果検証およびシミュレーション、継続的議論が必要であると考えております。


堀口ひなこ氏

 3•4•11号線については、小金井市としても独自アンケートや客観的に評価をしてきた経緯もあるため、それらを活用しつつ追加で必要なアクションを行いながら、市民の皆様に対する丁寧なコミュニケーションを行い、東京都と密に連携しながら推進していきます。



ご回答ありがとうございました。

皆様のご健闘をお祈りしております。





2025年6月3日火曜日

武蔵野公園内放送設備の工事が市民の反対を無視して強行的に始まりました。

武蔵野公園内に放送設備をつけることについて、私たちは様々な理由から反対を表明してきました。

ある程度は仕方ないのかなと思ったり、着地点はどこなんだろうと思うことも3年の間にはありましたが、そのたびに東京都の説明のおかしさ、やり方のひどさに「やはりこの問題を見過ごしてはいけない」という思いにさせられてきました。

私たちは放送設備そのものに絶対反対を貫くのは難しいとも考えています。しかし、これまでの経緯(必要性についての説明の変遷等)には疑問があり、市民の理解が得られたと言えない中で、工事を強行する姿勢に、市民の都への不信感が高まることを懸念します。

この工事のスタート時の2022年には「防災のための放送設備」として始めようとしていましたが、その後「放送設備工事」と名前を変え、昨年からは照明の改修工事とセットにして「電気設備改修工事」と矮小化しようとしています。

そしてついに東京都は強行的に工事を開始しました。私も説明を求めて電話をかけましたが、これまでとは全く違う聞く耳を持たない高圧的な態度で対応されました。

税金を使って実施する工事です。

武蔵野公園は東京都で唯一の自然再生地域に指定されている公園です。本当にこんな放送設備が必要なのか、作ってしまってよいのか、あらためて考えてほしいと思います。


【これまでの経緯はこちらで読めます】

2025年3月15日の説明会についての記事

https://hake-bun.blogspot.com/2025/03/blog-post.html

2024年9月23日、24日のオープンハウスについての記事

https://hake-bun.blogspot.com/2024/09/blog-post_23.html

2023年12月26日南小説明会についての記事

https://hake-bun.blogspot.com/2022/12/blog-post_31.html

2022年4月17日武蔵野公園にてスピーカー工事が始まることが発覚した時の記事

https://hake-bun.blogspot.com/2022/12/blog-post_31.html


以下、昨日の出来事を都市計画道路を考える市民の会の阿部達さんがレポートしてくださったので、写真も合わせて転載させていただきます。

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6月2日から放送設備の工事が開始されるとの情報を漢人都議から頂いたので、周辺の住民が10時に現地に集まりました。

くじら山近くの工事現場で、都の公園事務所から請け負った会社員が放送設備の鉄塔用の穴を掘削中。

この会社の現地担当者に、公園事務所職員が来ているか尋ねると「きていない」というので、

「市民の同意を得ずの工事強硬は許せない。

事務所の担当者を現地に呼ぶよう」要請したが。「来ない」との対応。

市民が次々、都の西部公園事務所に電話して、工事開始を抗議するとともに、

現地にきて説明するように要請しましたが、事務所の担当者は「行かない」とのみ。

 3月の都公園事務所の説明会では、住民から「放送設備の必要性が全くないこと」

「静かな公園で平常時でも放送するという騒音まき散らしは周辺住民と公園を散策する市民いとって迷惑」

「すでに設置されている小金井市と府中市のスピーカーで十分」との市民の意見に答えられず、打ち切られた状態でした。

 この日に集まった住民は12人、ひどい都の対応に、抗議文を公園事務所に持っていくことを確認しました。

 

 野川ほたる村、3・4・11住民の会、国分寺崖線を守る会、はけの文化と自然をまもる会、都市計画道路を考える小金井市民の会の方々が集ました。

 集まられたみなさん、ありがとうございました。

 

 みなさんも、現地(くじら山の南側)の工事現場に行かれることをお願いします。





2025年5月18日日曜日

はけと野川の文化祭、多くのご来場ありがとうございました!!

 4月25,26,27日の三日間、小金井宮地楽器ホールにて開催しました「はけと野川の文化祭」はたくさんの方にご来場いただき、大成功にて終了しました。ご報告遅くなっておりまして申し訳ありません。仕事をほっぽり投げて文化祭準備に邁進した数ヶ月。実行委員メンバーには終わった途端に山のような本業の仕事が待ち受けておりました(泣)またゆっくり報告を書いていきたいと思います。

クラウドファンディングも805,000円のご支援をいただき、目標を超えることができました。本当にありがとうございました。


初日、トークセッションの様子。


展示した内容についてはまた改めて報告します。


多様な年齢層の方が来場してくれました。


展示を熱心に見る来場者。



ワークショップの受付。


ワークショップの様子。


記念写真その1。


3日目最終記念写真!

本当に多くの方に参加していただいて、楽しく学び深い文化祭になりました。ご来場いただいたご近所の市民活動の大先輩に「いろんな市民が自分の得意分野を使って協力し合って市民活動するってとっても素晴らしい活動のかたちだと思うの。本当に素晴らしい文化祭だった」と言われて、確かにその道のプロが力を出し合って作り上げたイベントだったと思います。
またトークセッション、展示、ワークショップ、ZINE、それぞれご紹介していきたいと思います。


2025年4月24日木曜日

はけと野川の文化祭!!いよいよ明日から!!


はけと野川の文化祭、いよいよ25日から始まります!!
トークセッションは明日当日券もあ理ますので、会場に6時過ぎにお越しください。
ワークショップとパネル展示の力入ってますのでぜひぜひお越しください!!
トークセッションのお申し込みはこちらから。
前売りは本日17時までなので、それ以降は直接会場にお越しください。
当日券も販売予定です。

クラウドファンディングもあと少し!
オールオアナッシング方式なので、満額にならないと受け取れません!
よろしくお願いします!!


 




2025年4月20日日曜日

「集まれ!はけから生まれた生きものたち」工作・アニメーションワークショップを開催します。

はけと野川の文化祭の大きな柱の一つ、アニメーションワークショップについてご紹介します!!

野川とはけの自然の魅力を伝えるため、野川にある草や木の実、枝、葉っぱなどを使って自分の好きな生き物を想像して作成し、自分だけの“はけの生きもの” を作ろう!

 

《日 時》

4月25日(金)13:00~17:00

4月26日(土)10:00~12:00/13:00~17:00(最終受付16:30)

4月27日(日)10:00~12:00/13:00~17:00(最終受付16:30)

《会 場》小金井 宮地楽器ホール マルチパーパスB

《参加費》無料・予約不要、どなたでもご参加いただけます。

《所要時間》約20~30 分


*⼩⾦井市を中心に活動する団体「はけの⼿アニメーション」さんにご協力いただきます。

 

 はけの手アニメーションのメンバーがナビゲートしますので、子どもも大人も、はけの自然を感じながら工作& アニメーション体験を楽しめます。




 

 完成したキャラクターは、“はけの生きもの図鑑”に映し出したり、コマ撮りアニメーションで動かそう! 

 参加者が作ったキャラクターやアニメーションは、後日、完成映像としてYouTube に公開予定です。ワークショップ参加者だけでなく、広く一般にも楽しんでいただけるコンテンツとしてアーカイブ化します。

 

 

 既にご支援いただいた皆さま、誠にありがとうございます。気にかけてくださっている皆さま、この活動記録をお読みいただいている皆さま、ありがとうございます。

 

 皆さまのあたたかいご支援、応援に支えられて、はけと野川の文化祭とZINEの制作に邁進しております。

 

 もしよろしければ、より多くの方にクラウドファンディングのことを知っていただくために、SNSでの拡散にご協力いただけますと幸いです。


なんとしてもこのクラウドファンディングを成功させたい...!そう思っています。
どうか引き続き、温かい応援をよろしくお願いいたします。

 

ご支援詳細はこちらから↓

https://readyfor.jp/projects/haketonogawa-bunkasai

第一目標金額 60万円

支援募集期間 4月2日(火)から4月28日(月)23時までまで

2025年4月19日土曜日

「はけと野川の文化祭」特別編集ZINE(雑誌)のご紹介

 今日は、文化祭にあわせて発行するZINE(雑誌)をご紹介します。

雑誌の名前はその名もずばり『はけZINE』!
かわいらしく、わかりやすく、覚えやすく、を重視したネーミングです。
「ハケジン」と呼んでくださいね。

『はけZINE』は、野川とはけの自然のゆたかさ、歴史、文化、そして、これらが市民の絶えざる努力によって残された大切なものであること、をわかりやすく、おもしろく伝えるために鋭意制作中です。



目次を公開!

気になる目次もご紹介したいと思います。




「入門編」では、イラストや地図をたくさん使って、野川とはけの豊かな生態系の秘密を解き明かします。


●入門編
・武蔵野公園・野川公園マップ
・高槻成紀さんと歩くはけと野川
・はけってなあに?
・はけと野川の土器マップ
・イチから解説! 都市計画道路問題
・野川の重要種たち①
・野川の重要種たち②


























「エッセイ編」では、小説家の山崎ナオコーラさんをはじめ、小金井ゆかりの人びとが野川とはけへの思いを綴っています。

なぜ野川沿いを歩くと、こんなにも心が躍るのか、
1万年以上続いた縄文時代から、私たちは何を学ぶことができるか、
野川や「原っぱ」を守ってきた市民たちの運動の歴史……
などなどを、優しくわかりやすい文章で伝えます。

 

●エッセイ編
・山崎ナオコーラ「わたしの野川」
・草刈朋子(縄と矢じり)「縄文人の自然改変」
・鈴木佳子「地域雑誌のあゆみから、「はけ」と野川の未来を考える」
・横須賀雪枝「私の運動の原点・民藝から学んだこと」


ご購入は4月25日のイベントで!

読んでいただければ、いかにはけと野川一帯の「緑のベルト」が、(人も含めた)たくさんのいきものを包み込み育んできたかが、よくわかると思います。

なにより、大都会の中にこんなゆたかな自然があることを、きっと自慢したくなるのではないでしょうか。

 

『はけZINE』はクラウドファンディングのリターンになっているほか、
4月25日のトークセッションの会場内でもご購入することができます。

定価 1000円+税、48頁フルカラーです。

 

はけと野川の素晴らしさを伝えるイベントと冊子発行にご支援ください

 皆さまのあたたかいご支援、応援に支えられて、はけと野川の文化祭とZINEの制作に邁進しております。

 

 もしよろしければ、より多くの方にクラウドファンディングのことを知っていただくために、SNSでの拡散にご協力いただけますと幸いです。


なんとしてもこのクラウドファンディングを成功させたい...!そう思っています。]

4/18現在、43人のご支援をいただき目標に対し達成率62% です。

プロジェクト終了まであと残り9日となりました。


どうか引き続き、温かい応援をよろしくお願いいたします。

 

ご支援詳細はこちらから↓

https://readyfor.jp/projects/haketonogawa-bunkasai

第一目標金額 60万円

支援募集期間 4月2日(火)から4月28日(月)23時まで