2/28小金井市議会本会議で、都市計画道路問題に関する質疑が行われました。
以下に白井とおる議員と、坂井えつ子議員の質疑で判明したことを記します。
意見交換会の告知が遅れた理由は、嘘だった!!
2/8に行われた都主催の“意見交換会”。開催のお知らせが開催の約2週間前と遅かった理由について、都は意見交換会の場で「開催場所の手続きの都合」と弁明したが、昨年12/18に市に会場確保の要請があり、翌12/19には会場を確保、年明けの1/15に、都から市へ意見交換会実施の連絡があったことが、市の答弁で判明。都の弁明は事実ではないことが明らかになりました。
オープンハウスとはどんなものか?
都は「お互い(都と住民側)にメリットがない」として意見交換会は強制終了し、オープンハウスで住民の意見を聞く、としていますが、オープンハウスとはパネル展示や資料の配布などで、幅広く事業への理解を深めるために開催するもので、可否について意見を聞くためではありません。都によると議事録として残すか不明、意見についてフィードバックや見直し検討するかも不明。事業化を進めるためのものであることは明白です。
市長は、傍観するだけなのか
2/12に意見交換会の報告を受けた市長は、意見交換会は継続の必要性があると考え、部局に文書の作成を指示した。年度内には自ら小池都知事に渡しに行けるよう調整中、しかしまだアポは取れていないということが分かりました。これに対して白井・坂井両議員は、意見交換会の報告を受けて、すぐに電話で都に意見を伝えるべきだったのではないか、と市長の対応を疑問を投げかけました。
白井議員は、「年度内にというが、非常に遅い。都は環境現況調査※の予算を計上し、事業化へ向けて動いている。機を逸すると取り返しのつかないことになります。この2路線が優先整備路線に選定される前に、市長が都に出向いたのが2016年3月22日。時すでに遅しで、3月30日に優先整備路線として公表された経緯がある。本当に継続してほしいならすぐ電話するはず。市長は口だけだ。1日でも早い対応を求めます!」と厳しく指摘しました。
※環境現況調査とは
既存の文献・資料などを収集・整理し、実施想定区域とその周辺の自然的・社会的な環境について、地域特性に関する情報を把握するもの
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