9月25日に、「野川ほたる村」「都市計画道路を考える小金井市民の会」「はけの自然と文化をまもる会」の連名で、小金井市の西岡市長に提出していた質問に対する回答文書を、市民の会の方々が11月16日、都市整備部 西川都市計画課長及び田部井氏より説明をうけ、受け取って来られました。
市長の回答は、今までの議会答弁を繰り返すだけで終止しており、進展はありませんが、都度、市や都に申し入れや抗議を行い、市民が絶えず関心を持って注視していることを知らせていくことが大事だと考えています。
そして今日は東京都主催の意見交換会当日です。
都市計画道路を考える小金井市民の会 様
はけの自然と文化をまもる会 様
野川ほたる村 様
平成 2 9 年 1 1 月 1 4 日
小金井市長
西岡 真一郎
文書に対する回答について
平素は、市政にご理解・ご協力をいただきまして、大変ありがとうございます。
表記の平成29年 9月 25日にご提出いただいた文書に対しまして 、下記のとおり回答いたします。
質問 1
市長名で、「地元へ配の慮を欠いた事業着手については2路線とも希望することはありません」と文書で知事宛に提出して下さい。
回答 1
ご指摘の市の考え方につきましては、既に都に対し伝えております。
また、市民の皆様や議会のご意見につきましても、これまでに様々な機会を捉え、 都に対し市長や 部局から伝えてまいりました。平成 28年3月22日には、直接市長
が都へ出向き 、市の考え方を伝えるとと もに、平成29年2月 14日の小池都知事との意見交換の際にも、一定の考えを都へ伝えているとの発言をしております。
なお、今後につきましても、継続して市民の皆様や議会からの声を都に伝えるとともに、市の考え方についても伝えてまいります。
質問 2
今後開催されるとされる「意見交換会」について、都側は「環境調査項目(内容?) についてのみを意見交換会で議論する対象としているようですので、市として、議論 の前提無しの「計画の是非を含むすべての問題について意見交換会とする」ことを文書で要請して下さい。
回答 2
市民の皆様や議会のご意見につきましては、これまでに様々な機会を捉え、都に対し伝えてまいりました。
また、平成 2 8 年 1 0 月 5 日の都議会第三定例会の一般質問において小池知事は「今後、道路の果たす役割や機能、そして環境にどう配慮するかについて
は、市民との意見交換の場を設けて、一つ一つ丁寧に対応を行うように指示したところでございます。」と答弁されております。都からは、「小金井3 · 4 · 1 号線及び小 金井 3 · 4 ·1 1 号線は、両路線とも平 成28年3月に策定され た「東京都における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)」において、平成 37年度までに事業化を 目指す優先整備路線(都施行)となっております。整備にあたっ ては意見交換会を開 催し、環境、景観への配慮などについて、小金井市内にお住まいの皆様のご意見を伺いながら、検討を進めたい」と聞いてお ります。
質問 3
今後に都が行うとされる「意見交換会」については、
A / 開催回数や参加人数を 定めない( 1 回や数回で議論が途中で切れるならば何回でも行う。多くの方が参加できる会場で行う。等)ことを文書で要請してください。
B/ 前項の2の実効性を 担保する為にも、都側からは建設局だけでなく都市整備局の担当者も参加しての意 見交換会とすることを 文書で要請して下さい。
C/ 前項1を実効 性のあ るものにする為に、意見交換会の内容(出された意見や要望)や結果を今後に反映させる確約を、小金井市と東京都に文書で確認 して下さい。
回答 3
市民の皆様や議会のご意見につきましては、これまでに様々な機会を捉え、都に対し伝えてまいりました 。
また、50 人規模の意 見交換会につきましては 、道路の果たす役割や機能、そして環境にどう配慮するかについて、市民との意見交換を重ね、現地の地形や景観を踏まえ、検討すると聞いております。
また、数百人規模の 説明会も開催する予定であることも併せて聞いております。今後、意見交換会及び説明会を通じて、市民の皆様や市議会のご意見が都に届けられるものと認識しております。
なお、小金井3・4・11 号線は、第四次事業化計画の優先整備路線であるため建設局主体で開催すると聞 いております。
質問 4
2つの道路計画に関しては、今後は東京都と小金井市が密接に 情報 共有しながら、それらの情報についてはすべて即時に市民へ周知して下さい。
回答 4
両路線については、今後、都と市で密接に情報共有していくことを確認しております。公開が可能な情報を、適時適切にお知らせしてまいります。
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