2017年3月11日土曜日

【武蔵野公園問題】小金井市長に6団体が要望書提出!

昨日、3月10日、11時15分に、小金井市内の都立武蔵野公園の整備計画を危惧する市民団体が連名で小金井市の西岡市長に要望書を手渡しました。

この整備計画は現在都民からのパブリックコメントを募集していますが(15日締切)、それとは別に東京都の小池百合子都知事から西岡市長あての「公園整備について意見を出してください」という文書が公式に届いたと議会で発表されたため、ぜひ西岡市長からしっかりと東京都に伝えていただこうと要望することになりました。
参加したのは「野川ほたる村」「はけの自然を大切にする会」「わんぱく夏まつりの会」「こがねいロケ呼び隊」「国分寺崖線の自然を守る会」「はけの自然と文化をまもる会」の6団体。
(はけ文はこの連名の要望書以外に独自の要望書も提出しました。)

長年、武蔵野公園の自然再生事業に取り組んでこられた方々はみなさんは、本当に納得できないお気持ちのご様子で、都にしっかりした意見を届けてくれるよう西岡市長に強く訴えていました。はけ文からも2名が参加し、市長に直接考えを伝えてきました。




はけの自然と文化を守る会から小金井市の西岡真一郎市長に提出した武蔵野公園整備計画に関する要望書



日頃より私たちの活動にご理解・ご協力いただき、ありがとうございます。先ほど発表された武蔵野公園整備計画の内容について、都に意見をお伝えいただきたく、お願い申し上げます。

【要望】公園整備にあたり、計画に市民の意見が反映される仕組みを作るよう、東京都に要請してください。

先ほど武蔵野公園整備計画が公表され、現在わずか15日の期間でパブリックコメントが募集されています。計画図によると、現在ある雑木林が大幅に伐採され、イベント広場や原っぱ、耕地などが人工的に整備されます。武蔵野公園には国分寺崖線と野川があり、都市部にありながら自然に近い風情が特長です。現在すでに、はけの道がコンクリートで土留めされるなど人工的な整備が進み、昔ながらの里山の風情は失われる一方です。さらなる人工的な整備により、国分寺崖線や野川を含む武蔵野公園の魅力が大きく損なわれることに強い危機感を抱かざるを得ません。

行政からの一方的な提案で計画を進めることは、小池都知事の掲げる「都民ファースト」の理念に反します。計画段階から市民と行政がともに知恵を出し合い、協力して公園運営を行なうことが、今後もより多くの市民に愛される公園になるためには必要不可欠なことです。貴重な自然資源である武蔵野公園の整備内容については、小金井市として傍観することなく、都や市民と共に、市民参加の仕組み作りを推進していただくよう、お願いいたします。

はけの自然と文化を守る会









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