2017年11月7日火曜日

はらっぱ祭り報告

晴天の2日間、お祭りに来たみなさんに、道路と公園の問題をアピールしました。畳一畳分のパネルに、道路地図とイメージ図を配して展示したところ、多くの方が足を止めて説明を聞いてくれました。






今回初めてシール投票を行ないました。この問題を知り、何かしたい、という思いを持つ方は多く、みなさん積極的に参加してくれました。中には(反対の意志を表して)「10個くらい貼りたい」と怒りを口にする人や、お友だちを連れて再訪してくれた方も。はらっぱ祭りにやってくる方は道路に反対の方が多いことは予想できましたが、これほどとは予想していませんでした。中には「道路が必要」にシールを貼った方もいらっしゃいましたが、お話を聞くと、交通渋滞を解消してほしいというのがその理由で、多くの方が立ち退きになり、はけを壊すことには賛同できない様子でした。



公園整備計画については、ほとんどの方がご存じなく、説明すると「何それ?!」「これでは武蔵野
公園のいいところがなくなっちゃう」と驚き、「これはダメだよね」と、なんと参加した全員が、迷うことなく「見直すべき」にシールを貼るという結果になりました。




今回、立ち寄ってくれた子どもたちには、積極的になるべく分かりやすく説明しました。道路ができるとすると、今の子どもたちが大人になった頃です。大人がつくる環境に生きることになる彼らには、意見する権利があります。「俺たちの遊び場がなくなる!」という子もいました。「○○ちゃんの家がなくなっちゃう」と心配する子、「いらね。誰がこんなこと考えたの」と言う子、「何でなんで?」と納得できない子。判断力がないからと、子どもたちの声を無視していいとは思いません。「どうして道路が必要なのか」子どもも納得できる説明を、大人が出来ないような道路をつくっていいのでしょうか?大人がいま、考えなければいけないと改めて思いました。

公園整備によって立ち退きになる多磨町のご夫婦や、立川市で道路問題に直面している若いお父さん、リニアモーターカーに反対する活動をしている方、法律を勉強中の学生さんなど、色々な方とお話することができました。みなさんとお話する中で、やはりこの計画は見直すしかない、という思いを強くしました。用意したチラシは「お店に置きたい」と持ち帰ってくれる方もいて、1000部がほぼなくなりました。




お立ち寄りいただいたみなさんをはじめ、ご協力いただいた「都市計画道路を考える小金井市民の会」のみなさん、機会を与えてくれたはらっぱ祭り実行委員会のみなさん、イスなど貸してくださったご近所のみなさん、本当にありがとうございました!


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