6月22日に投開票が行われた都議会議員選挙。「都議選は参議院議員選挙の前哨戦」なんて言われ方もしますが、小金井市選挙区はまったく違いました。小金井市が抱える重大な課題について、市民が自分の考えで投票するとても大切な選挙だったと思います。
青年会議所主催の「候補者討論会」でも主な争点の一つが「はけと野川を壊す都市計画道路問題」でした。東京都が施工するこの道路を作るべきか否かにとても関心が集まっているということがこのような事前のさまざまな動きからも感じていましたが、実際に選挙結果を見ていると漢人あきこ(現・無所属)の圧勝という結果に終わり、小金井市民の一つの民意が示されました。漢人あきこ候補は「道路には絶対に反対」というのを政策にとても強く打ち出していて、選挙公報にもポスターにもHPにも目立つようにわかりやすく掲げています。これでは「道路に賛成、ぜひ作って欲しい」という人が投票する可能性はほぼないのではないかと思われます。ということは投票した人全体の43%が漢人候補に投票し、43%が「はけと野川を壊す都市計画道路はいらない」と思っていると言っても過言ではないと思うのです。
もっと言えばすけだ雄也候補もはけ文の候補予定者アンケートによると道路建設には反対しています。でもすけだ候補は道路問題を政策の中に挙げておられないので、すけだ候補の「11.1%も皆、道路反対」というのは言い過ぎです。でもその中の数%は道路反対かもしれません。
道路が優先整備路線になってからまもなく10年。もう諦めムードなのかなと思ったりしていましたが、イヤイヤまだまだ小金井市民は道路が中止になることを諦めていないと感じましたし、はけと野川、武蔵野公園の環境を愛している方が本当に多いと感じました。
0 件のコメント:
コメントを投稿